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初心者必見!【ゴルフクラブ、オススメの揃え方】いまからクラブを買う人はコレ読んで!

ダグ三瓶・クラブ選びの超知識

2024/04/07 ゴルフサプリ編集部

最初に選ぶべき5本を正しく選べば上達も早くなる!

クラブ選びのスペシャリスト・ダグ三瓶(みかめ)がアマチュアゴルファーへアドバイスを贈る新連載。ゴルフクラブを買う際に必要な「正しい知識」を教えてくれる! 今回はクラブを揃えるときの核心に迫る!

初心者の方にゴルフとは?というイメージを聞くと、ドライバーを打っている姿を思い浮かべる方も多いでしょう。そのせいか、まずはドライバーが欲しい!ということになるのが一般的です。

もちろん、ゴルフの楽しみ方は人それぞれですから、ドライバーをブンブン振り回して、気持ちよく飛ばすこともいいと思います。ですが、ここでは、上達への近道としてのゴルフクラブ選びをオススメしたいので、まずは、そこはグッと我慢してもらえると嬉しいです。

逆に言うとと、きちんとクラブ選びをしていただき、そのうえで、きちんとしたスイングを身につけることができれば、ドライバー選びも簡単になってきます。そこまで少しの間ですので、辛抱していただけると助かります。

では、どのあたりから選んでいけばいいかというと、下から、パター、ウェッジ1本、ミドルアイアン1本、UT1本、FW1本の5本くらいでいかがでしょうか?

これらを新品で揃えていただいてもいいですし、中古で揃うなら、その方が初期コストは下がっていいかもしれませんね。

まずはパターから選ぶのがいい

理想を言えば、まずは、パターから決めましょう。
これも、初心者だからといって、一般的に言われている、大型ヘッドは避けたほうが良いです。まだ、初心者のうちは、パターのお悩みはないはずですので、例えば「ピン型」と呼ばれるトウ&ヒールバランスのシンプルなブレード形状がいいでしょう。

じつはここで重要なのが、グリップです。パター選びでは、グリップがフィットするかが肝になります。中古で購入されたとしたらできればグリップを新品に交換、その際に太さを気にしてください!

これは手の大きさにも影響されますが、あまり太くないものをオススメします。できれば、通常のゴルフクラブに近い太さのものが選べるとイイと思います。握ってみて、しっくり来る太さを探してみましょう。

長さも重要なポイントです!
身長170〜175cmで34インチと覚えてみてください。それより高い方は長く、低い方は短くしましょう。おおよそ身長10cmで半インチくらいの調整が必要だと思ってください。

最初のパターはシンプルなブレード型がいい。

パターを基準にウェッジを選ぶ

選んだパターを握ってみて、ちょうどよい重さのものが見つかったら、それと同じくらいの重さに感じるものか、少し軽めでも大丈夫です。長さも、パターより少し長いくらいが理想です。ロフト角は50度くらいがちょうどよいと思います。

パターが34インチだとしたら、ロフト50度で35.0インチくらいがいいと思います。シャフトは、前述したアイアンの重さの目安を参考にして、それより重くなっても大丈夫ですが、パターより重くならないように気をつけましょう。

「そのロフト角でバンカーから出るの?」という方もいらっしゃると思います。一般的なサンドウェッジのロフトは56度や58度だったりしますからね。ですが、50度といっても、クラブの中では結構寝ているロフト角です。

もちろん、ものすごいあごの高いバンカーは厳しいかもしれませんが、50度もあれば、特にフェースを開くことなく、脱出することは可能です。

バンカーから出ない理由の一つに、クラブが砂の影響を受けてボールにうまく力が伝わらず、バンカー脱出に必要な距離(キャリー)が出せないというのを多く見受けます。50度であれば、そんなに力を入れて振らなくても、脱出に十分な距離が出せるでしょう。

それにウェッジでアプローチショットをする場合、ロフト角が寝ているほど難しいです。
50度というのは、昔で言うところのピッチングウェッジ。いわゆるピッチショット(上げるアプローチ)するためのロフト角のクラブですので、アプローチをこのロフト角で覚えていくのは非常に有意義だと考えて下さい。

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ウェッジが決まったらアイアン

単品で7番アイアンだけが購入できたら理想です。その7番は、ロフト角が重要になってきます。最初に始めるのであれば、ストロングロフト系(ロフト角が立った)のクラブはあまりオススメしません。

これは、スイングメンテナンスの観点からも、また、スコアメイクの観点、将来本格的にクラブを揃えるときのためにも、非常に大事な要素です。
今どきのクラブで言うと、7番で34度より寝ている(大きい)ものをオススメします。

クラブの見た目もスイングに影響します。立ったロフト角のクラブは、どうしても上げたくなりますので、スイングが悪くなりやすいです。逆に寝ているロフトは自然とダウンブローに打ちたくなります。

シャフトや長さや硬さは、前述のご提案を参考にしてください。

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