肩をタテに回し続けようとすると体は捻れない
今回紹介するのはゴルフ歴15年の42歳、Mさんの例です。40代以上の男性ゴルファーの多くは「体が硬くなって動けない」と感じていらっしゃるようです。実は大半の方は体が硬いわけではなく、構え方や動き方が間違っているため思うように動けなくなっているのです。Mさんもそうで、体が捻れず手でクラブを上げてしまうとおっしゃってました。
スイングでは「肩をタテに回す」と言われます。Mさんも実践していましたが、そこにちょっとした落とし穴がありました。結論から言うと、肩をタテに回し続けようとしていたために体が捻じれず、トップで体が反ってしまう感じになっていたのです。
というのも、肩をタテに回す必要があるのはスイングのスタート時だけだからです。肩をタテに回すとは、パットを打つ時のように動かすということですが、そのスタイルでスイングし続けたら、誰がやっても体は回りません。つまり、スイングのスタートはパットのように肩をタテに回しても、ある程度行ったら肩はヨコに回らなければいけない。Mさんはタテに回し続けるから回らないのであって、体が硬いから回らないわけではなかったのです。
最初はタテ回転、途中からヨコ回転になるのが正しいスイング
スイングは「最初はタテ回転、途中からヨコ回転」です。テークバックでクラブが45度ほど動いたら肩をヨコに回し始める、と考えていただければいいと思います。その際、左肩を右に回すのではなく、右肩を後ろに動かすイメージをもつとタテ回転がブレーキにならずに体を回し続けることができます。ドリルとしては肩にクラブをあてがい、肩の回転を意識しながら動いてみること。Mさんの場合、すぐに体が回るようになりました。バックスイングから切り返しで、大きくループするように体を捻りながらヨコ回転していただくと、ダウンスイングでインサイドからクラブが下りるようになります。
勝又優美
かつまた・ゆみ JLPGAティーチングプロA級。就職したホテルが所有するゴルフ場勤務となりゴルフをスタート。ゴルフを楽しむ人々にふれ、日本の大人たちを笑顔にしたいとティーチングプロの道に。2010年に認定ティーチングプロとなり13年には A級ライセンス取得。やさしくてきめ細やかな女性らしいレッスンで大人気。堀尾研仁氏主宰の「KEN HORIO GOLF ACADEMY」に所属。




