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スコアアップに直結する練習はハーフショット!ドライバーが曲がる人はリカバリー対応術を磨け
スコア80台でラウンドするためのゴルフ学|メンタル&マネジメント VOL.64マネジメント編
言い古された言葉だが、「ゴルフはミスのゲーム」だ。ところがこの言葉の意味をちゃんと理解し、スコアを良くするための練習をしていない人がいかに多いことか。
ゴルフトゥデイ本誌624号/68〜769ページより
取材・構成・文/三代 崇 イラスト/庄司 猛
ミスが出た場面を想定したショットの練習もしておこう
ショットの精度を上げる練習も大事だが、様々なリカバリーショットを想定して打つ練習はもっと重要だ。フルショットの練習を多く積むだけではスコアアップに直結しにくい。
いいスコアを出すには、ナイスショットの回数を増やさなくてはいけない。あなたがそう考えているとしたら、飛距離を伸ばすとか、曲がり幅を減らすなどを目的とした練習に一所懸命に励んでいることでしょう。でも言い換えると、それはナイスショットを打つ練習しかしていないことに通じます。ナイスショットが多く打てればいいスコアで上がれる確率は上がりますが、いつもナイスショットが打てるわけでなくて、ミスがつきものであることは経験で知っているはずです。
マネジメント面で考えれば、ミスが出たときの対策を考えた練習も多く積んでおく必要があります。ドライバーが左に曲がった。コースならボールは林の中。そうしたら次は林の中からの脱出を想定し、6〜7番アイアンで50〜60ヤードの低い球を打つ。右に飛んだなら傾斜地の場面をイメージし、高くティアップしてクラブを短く持ち、ツマ先上がりのショットの想定練習をしてみる。ボールを右足のカカトで踏めば左足下がり、左カカトで踏んで左足上がりのイメージ練習。そんな具合にちょっとした工夫でリカバリーの練習はいくらでもできます。
林の中からの脱出を想定して打つなどのリカバリーの練習こそスコアメイクに直結する
ツアープロたちもよく口にすることですが、コースではフルショットできる回数は案外少なくて、ハーフショットのように振り幅を小さく抑えたショットが要求される場面が大半です。だから普段の練習でもフルショットよりもハーフショットに時間をかけています。リカバリー対応のスイングともいえますが、調子がよくないときの修正にも大きく役立つからです。
私が友人と一緒に練習するときは70ヤード先の看板に7番アイアンの低い球で当てるとか、UTで100ヤード先の看板に当てるなどゲーム感覚で楽しんでいます。あなたもリカバリーの技術を磨くために練習の幅を広げてくださいね。
伊能恵子(いのう・けいこ)
千葉県出身。男女ツアープロをサポートするプロキャディの第一人者。現在は主に片岡大育のキャディをつとめる一方、リンパセラピストとしても活躍中。
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