「同伴プレーヤーに助言されるとボロボロになってしまうのはどうして?」

A.助言はその人が気にしていることだと割り切ってこだわらないのが一番です!

ミスショットが続いて調子がなかなか上がらない。見かねた同伴のプレーヤーがアドバイスしてくれるけれど、言われたとおりにできたのかできていないのか自分でよく分からないうちにボロボロになってしまい、大叩きの連続。あるあるのパターンですよね。

マネジメントに関しての助言ならそこで終わるでしょう。ところがスイングの話となれば大抵そこでは終わりません。親切心かもしれませんが、頼みもしないのに延々と助言されるのはあまりいい気持ちはしないことと思います。

私からのアドバイスとしては、そんなときは、「ありがとうございます。でも私はいわれてすぐに修正できるタイプではありませんので帰ってから練習します」と相手に伝えるのがスマートでしょう。

いろいろ助言したがる人は多くいますが、他人を見て気になることはその人自身が気にしていることです。自分のバックスイングやトップを気にしている人は他人のバックスイングやトップも気になる。自分の映し鏡のように、そこばかり目がいくわけです。言われたことは、その人が気にしているのだなくらいに思えばいいのです。

他人からの助言は他人事と思えば気にならない

耳に入ってしまった助言をどう消化するかですが、指摘された内容を気にしていると、ずっとそこにこだわってしまうハメになります。でもそれを他人事と思えばあまり気にならないでしょう。

私はあなたにプレゼントした。でもあなたはそれを受け取らなかった。だとしたらプレゼントは私に返ってくるわけです。プレー中の他人の助言も一緒で、自分が受け取らなければ結局はその人のもののままです。

メンタルとは不思議なもので、自分事と思った瞬間にイヤなことが増えます。ですからいかに他人事のように受け取るか。あるいは自分を客観視して、イヤな世界に自分を引き込まないようにするか。それが心を鎮めるヒントにもなると思います。




北野正之(きたの・まさゆき)
1966年5月18日生まれ。93年プロ入り。松原ゴルフガーデン(埼玉県草加市)やサザンヤードCC(茨城県水戸市)などで多くのアマチュアをレッスン。


スコア80台でラウンドするためのゴルフ学

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