ダウンブローのカット軌道になるとテンプラが出やすい

今回はゴルフ歴5年でベストスコア105。100切りが目標のHさんの例を紹介します。お悩みの症状はラウンド中に突然出るドライバーのテンプラ。ティアップが高すぎるのかと思って低めにしたところダフり、ボールの位置を左足カカト延長線上から右に寄せたところ、今度はボールが上がらなくなってしまったということで相談に来られました。

Hさんの場合、幸いにもスタジオで数発打っていただいただけで原因が判明しました。簡単に言うと、「ダウンブローのカット軌道」で打っていたのがテンプラの原因でした。バックスイングは普通に問題ないのですが、ダウンスイングで胸が先行し、インパクトではかなりハンドファーストになっていたのです。

Hさんのようなダウンスイングになると必然的に上体が突っ込みます。言い換えると、頭がどんどんボールの方向に寄って行ってしまう。この動きさえなくなればテンプラになることはありません。

実戦ではボールの右サイドを見ながらインパクトしよう

ということで、アドバイスさせていただいたのは“ヘッド・ビハインド・ザ・ボール”。ダウンスイングからインパクトで頭が左に流れていたので、流さず残すことです。まずはシャドウスイングでインパクトの形を作っていただき、頭にクラブを当てて真下に垂らした時に、クラブがボールの右にあるかどうかをチェックさせていただきました。さすがにシャドウスイングでは、あからさまに頭がボールより前には出ませんが、それでも突っ込み気味だったので、ヘッド・ビハインド・ザ・ボールを作って体に記憶させていただくようお願いしました。

また、実戦ではインパクまでボールの右サイドを見続けていただくように伝えました。現実にインパクトまで見続けることはできないと思いますが、そのイメージで打っていただくと頭が左に流れません。テンプラになる人ほど、ボールを上から見るような格好でインパクトしています。

勝又優美
かつまた・ゆみ JLPGAティーチングプロA級。就職したホテルが所有するゴルフ場勤務となりゴルフをスタート。ゴルフを楽しむ人々にふれ、日本の大人たちを笑顔にしたいとティーチングプロの道に。2010年に認定ティーチングプロとなり13年には A級ライセンス取得。やさしくてきめ細やかな女性らしいレッスンで大人気。堀尾研仁氏主宰の「KEN HORIO GOLF ACADEMY」に所属。


JLPGAティーチングプロ・勝又優美が解決してきた「生徒さんから相談が多いゴルフの悩み」

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