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100切りを目指すなら「ロフト角23〜30度」のユーティリティを加えてみよう

2024/07/27 ゴルフサプリ編集部 宮川岳也

ユーティリティ

14本のクラブをどんな組み合わせにするかでゴルフは難しくなったり、逆にやさしくなったりするもの。100切りを目指すアベレージゴルファーはスイングの不安定さをカバーするためにユーティリティをたくさん入れてみよう!
写真/ゴルフサプリ編集部

ロングゲームで威力を発揮する ユーティリティを加えれば グリーンが思いのほか 近くなります

「100切りを目指すレベルのアベレージゴルファーのことなんですけど、この人たちが持っておいたほうがいいユーティリティの番手って何番ですかねぇ…?」

先日、ゴルフサプリ編集部のKさんからこんな連絡がありました。そしてKさん曰く「量販店のデータからみると5番と6番ユーティリティを買う人が多いみたいなんですけどねぇ…」とのこと。

メーカーやモデルによって差異はありますが、ユーティリティ(ハイブリッド)の5番、6番はロフト角が23〜26度くらいです。アイアンでいうと5番、6番、7番あたりになります。

いまのアイアンセットは6番からが主流。そのせいか、100切りを目指すレベルの人のなかには6番アイアンと7番アイアンになると、いまいちボールがつかまらず、いわゆる“右ペラ”っぽい弾道になる人が意外と多いのです。こうなると番手に合った飛距離がなかなか得られず、グリーン近くまでボールを運ぶための打数が増えてしまいがち。

これを考えると、6番アイアンと7番アイアンをバッグから抜いて、代わりに同じようなロフト角を持ったユーティリティ(ハイブリッド)を入れるのがよいと思います。

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ボールをつかまえるには練習を積んで、技術の向上を図る必要がありますが、飛距離を稼ぐという意味では、フェースの反発力が高かったり、クラブのレングス(長さ)が長かったりするユーティリティに少し分があります。また、うまく打てればアイアンよりも弾道が高くなりやすいため、池などのペナルティエリアをキャリーで越える必要があるときなども役立つでしょう。

このようなお話をすると、ユーティリティは万能のように感じるかと思いますが、なかには、アイアンよりもクラブレングスが長いため打ち難い、振り難いという人も少なからずいます。当たり前のことですが、クラブが長くなると、それだけカラダとボールの間隔が広くなるためコンタクトする=当てることがが難しくなります。うまくコンタクトするには練習を繰り返し、長さに慣れる必要がありますが、慣れさえすれば、ユーティリティはアイアンよりも寛容性が高いクラブなので、きっと、あなたのスコアメイクに貢献してくれるはずです。

6番アイアンと7番アイアンの代わりに、同じようなロフト角のユーティリティを入れましょうと前述しましたが、もう少し幅を持たせても問題ないと思います。可能ならできるだけたくさんのユーティリティで構成したほうがゴルフがやさしくなるため、23度、25度、27度、29度、31度あたりのロフト角を目安に考えてみるのがおすすめです。

気になる点、ネックになる点としてはセットで購入したアイアンの6番と7番がクラブ構成から外れることでしょう。クラブは決して安価ではないため、2本を抜くとなると「もったいない…」と感じることでしょう。そのためユーティリティを必ず入れる必要はありません。クラブ構成に悩んでいるなら、一考してみてください。

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宮川岳也(みやかわ たけや)

宮川岳也(みやかわ たけや)
USGTFティーチングプロ。埼玉県の練習場とインドアスタジオでレッスンを行っている。