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キャロウェイ NEW「APEX」は見た目がシンプルなのにやさしく飛ばせる!アイアンの“欲しい”がてんこ盛り

とにかく結果が欲しいゴルファーに!「APEX PERFORMANCE SERIES アイアン」【PR】

2024/09/05 ゴルフサプリ編集部

2モデルとも出だしが高くて、思いのほかミスショットに強い

続いて、アスリートに厚く支持される名器「Xフォージド」と、「APEX」(2021年)の後継モデル「Ai200」を打ち比べつつ、弾道データを計測した。

ワンピース軟鉄鍛造のハーフキャビティ「Xフォージド」は、良い当たりで171ヤードとアスリートが距離感を出しやすいアイアン。7I=33度というロフト設定もあり、打ち出しが高めでバックスピンがかかって飛びすぎないし、サイドスピンも適度に入ってドローやフェードが出た。それでいて、トゥやヒールに打点がブレても飛距離の落ち込みが少ない。

Xフォージド/良い当たり

APEX Ai200/良い当たり

7I=30度と、今どきアイアンの標準的なロフトと言える「Ai200」は、ナイスショットで177ヤードと程よい飛び。テストをした4モデルの中で打ち出し角が最も高くて、スピンが適度に入りキャリーが出る。そして、ドロー系の球質でターゲットへ飛んでいった。
トゥやヒールにミスヒットをしたときの飛距離ロスは抑えられたが、ヒール側に外したときはフックの度合いが大きめ、という結果に。

Xフォージド/トゥ寄り

Xフォージド/ヒール寄り

APEX Ai200/トゥ寄り

APEX Ai200/ヒール寄り

球筋を打ち分けやすい「Xフォージド」、ドローをコントロールしやすい「Ai200」

「Ⅹフォージド」と「Ai200」をテストした関は、こう補足する。
「『Xフォージド』は垂涎のソフトフィーリング。見た目がコンパクトだしオフセットが少なめで、スイングの意図がそのまま弾道として表れます。球をコントロールする技量がある人は、これ以上に楽しいアイアンはありません。トゥやヒールに打点を外したときは手に伝わりますが、弾道データを見ると許容性の高さに驚きました」

その「Xフォージド」ほどではないにしても「Ai200」にも操作性があるという。
「すっきりしたルックスでリーディングエッジが丸いので、見た目からコントロール性が演出されているのでは。ただし、オフセットがついて球がつかまりやすいので、キホンはドロー系が打ちやすい。つまり、ドローの“強弱”を打ち分けやすいということです。
左右のミスヒットの寛容性もありましたが、上下の打点ブレには『Ai300』と変わらない“補正力”の高さがあります。打感は『Ai300』とほぼ一緒ですが、ハジき感がやや抑えられていました」

打ち比べた2モデルは、近い系統ではあるが「見た目と打感、スピン量や飛距離に違いがありました。また、ドロー系を打ちたいか(Ai200)、左右に打ち分けたいか(Xフォージド)、というすみ分けがあるでしょう」と分析する。

  • APEX Ai200

    APEX Ai200

  • APEX Ai200

中空、鍛造、AI……テクノロジー満載のパフォーマンス系アイアン

テスターの関が「機能性をとことん追求したアイアン」と感じた「Ai200」「Ai300」は、そもそもどういうモデルなのか。
前作はキャビティだったが、新作は中空構造にしてパフォーマンス(機能性)を追求しながら、バックフェースがマッスルバックのようなシンプルなデザインとなった。

ボディは軟鉄鍛造で、フェースは強度と反発性が高いカーペンター455スチール(鍛造)を用いて初速がUP。ボディもフェースも鍛造にしつつ、中空内部のフェース裏側には余計な振動を抑えるウレタン・マイクロスフィアをインサートして、打球感を求めた。

テストを通してわかった、ミスヒットをしたときの“補正力”の高さについては、中空構造であることに加えて「APEX」シリーズで初めて「Aiスマートフェース」を導入した効果と言える。モデルごとに想定ゴルファーの打点分布などを数多くインプットして、AIがスピン量と打ち出し角を適正化しつつ、前作を上回る初速をもたらす。

見た目も性能も満足したい、欲張りなニーズをたっぷり詰め込んだ

「Ai200」「Ai300」を打ち終えた関は、こうまとめる。
「どちらのアイアンも、プロモデルのようなカッコいい雰囲気がありながら、球の上がりやすさやつかまり、飛距離、寛容性が調和されていました」

それでは2モデルを比べると、どういう違いがあるのか?
「『Ai200』のほうが、ブレードが薄めだしコンパクトに見えます。こういうシャープなタイプでオフセットがしっかりついてるアイアンはあまりありませんが、実はニーズが多いかもしれません。アベレージのエンジョイ派から、上昇志向がある熱の高いゴルファーに持ってこい。90台後半から80台前半の人に合うでしょう。
対して『Ai300』のほうが、ブレードが厚めだし大きめに見えて安心感アリ。打ってみると“お助け感”がスゴくあるオートマチックなタイプです。かといって“ボテッ”とした感じじゃありません。とにかくスコアを出したい、結果が欲しいという人に◎。100切りを目指す人から80台後半の人にオススメですよ」

軟鉄鍛造のアイアンが根強く支持される一方で、異素材を複合したテクノロジー系アイアンの開発競争が進んでいる。ニューモデルの「APEX」が“シン・アイアン時代”をリードするのか!?

試打・解説:関 浩太郎
1974年生まれ。アメリカで最新のゴルフ理論を学びながらミニツアーを転戦。ゴルフスタジオ「SEKI GOLF CLUB目黒」主宰。

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