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「アドレスは右手から作る」ボールと体の間隔が毎回変わるのは”それ”が原因かも?

打つ前に思い出したいワンポイントアドバイス(3)

2024/09/29 ゴルフサプリ編集部

構えるたびに「ボールと体との間隔」が変わる。これってアマチュアゴルファーあるあるですよね。でも、どうして変わっちゃうのでしょう? その原因は「右手からアドレス」を作ることが原因だと高橋良明プロは言う。
写真/相田克己 協力/サザンヤードカントリークラブ

ボールと体との間隔が一定しないのは、ルーティンに問題があるから

構えるたびにボールと体との間隔が変わってしまうと、当然のことながらスイングも毎回変わってしまいますよね。ちょうどいい間隔よりも近ければアップライトになってしまいますし、遠ければフラットになってしまいます。自分ではいつものように振っているつもりでも、きちんと構えた時のようには当てられなくなります。

その原因のひとつが、右手からアドレスを作るルーティンにあります。
右手1本でクラブを持ち、ボールにフェースを合わせる。次に左手を添えつつ、スタンスを調整。この「右手からアドレスを作る」ルーティンだと、だいたいの人はボールから体が離れすぎてしまいます。「当たるかな?」と不安な気持ちが強い人は、ボールに近いところで構えようとするので、右手を合わせるの位置がボールに近くなりがちです。
このようにして、いつもとは違った構えになってしまい、ミート率を下げてしまうことに繋がっていきます。

左手でクラブを持って、ボールにフェースを合わせよう

ボールと体との間隔を一定にするには、左手からアドレスを作り始めるのがおすすめです。
ボールの前に立ったら、前傾姿勢の状態で左手だけでクラブを持ち、フェースをボールに合わせて目標に向けているかを確認します。目標に向けていることを確認したら、右手を添えて、スタンスを調整します。

ここで大切なのが、左手と体の間隔です。よく「左手と体の間隔は拳1個分」といったフレーズをレッスンで見ると思いますが、これは身長や腕の長さによって変わるので正しくは以下の方法で確かめてください。

・気をつけの姿勢から、アドレス時のように前傾します。
・その際、両腕から力を抜いてだらーーんとさせます。
・この時の左手と体の間隔が、ちょうどいい間隔です。

高橋良明

レッスン/高橋良明プロ
1983年生まれ、東京都出身。2013年プロ入会。サザンヤードCC所属。ツアーに挑戦するかたわら、ゴルフ専門誌やウェブメディアでテスターを務める。毎年出る新製品をほぼ打ち尽くす試打のスペシャリストでもある。

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