【ダグ三瓶】「運命のドライバー」はたった1球の試打で決まる!【クラブ選びの超知識】
フィッターは合う、合わないをどこ見て判断している?
シャフトが合っているとタイミングがとりやすい
では、1発目から当たるクラブはどうやって探すのか? という話に移っていきましょう。
当たりやすいクラブ=タイミングの取りやすいクラブということです。
これまでも述べてきたように、タイミングが取りやすいクラブ=シャフトが合っているという風につなげていっていただけると良いと思います。
合っているシャフトがわからない場合は……
これは僕がフィッティングの問診の際に必ず聞く項目です!
これまで使ったクラブで調子のよかったクラブを思い出してみましょう! その時のクラブの、ブランドやモデル名ではなく、何のシャフトを使っていたのか?を思い出してください。
それによって、その時と同じシャフトがあれば、それが装着されている試打クラブを打つことや、廃盤になっているシャフトでしたら、後継モデル、近いモデルを探してみましょう!
最近では、過去のモデルとスリーブが同じで、シャフトが簡単に付け替えられるモデルもありますから、もし、調子のよかったシャフトをお持ちでしたら、それに付け替えて打たせてもらうのもアリでしょう。
ですから、簡単に言えば、シャフトの種類を絞ってから試打に臨むことをオススメしますし、打つ前に、店員さん、フィッターの方に、その過去に好きだったシャフトを明確に伝えることで、試打がスムーズに始められ、かつ、1発目から当たりやすいクラブを見つけやすくなります。
ご参考にしていただけると嬉しいです!
ダグ・三瓶(だぐ・みかめ) ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米2つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。
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