【キャロウェイ/エリート フェアウェイウッド & エリート ユーティリティ】“飛んで上がってくれるFW&UT”なら2打目が簡単になる!
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【キャロウェイ ELYTE ユーティリティ】飛びと寛容性をハイレベルで両立。確信をもって狙っていける弾道が手に入る!

続いて「ELYTE」ユーティリティ(以下UT)。もちろんAi 10x FACEはUTでも活躍。ミスヒットが激減し飛距離、方向性がアップしている。さらに個々のプレーヤーが自信をもって打てるよう“カチャカチャ機能”の拡充もなされているのがELYTE UTの特徴だ。
ソール後方のトゥとヒールに設置された台形のウェイトは、ツアープレーヤーからの意見、とりわけアメリカLPGAのプレーヤーからの「もっとユーティリティの弾道を調整できるようにしてほしい」という要望を取り入れて付けられたもの。トゥとヒールのウェイトを入れ替えることで左右約12ヤードの幅で球筋を変えることができるという。
アジャスタブルホーゼルも進化し、ニューオプティフィット4と呼ばれる新たなシステムを2つのモデルに導入している。従来のUTよりもライ角の設定パターンが増え、合計7つのロフトとライ角のコンビネーションが可能になった。全てのモデル、番手のフェース素材には高いボール初速を生むカーペンター455スチールを使用、フェースカップ構造も採用している。
では、3つのモデルを打った石井のインプレッションを聞いてみよう。
【ELYTE ユーティリティ】弾き感を抑えた打感。前作よりも球がつかまりやすくなった
『ELYTE UTは、万人が一番構えやすい顔で、この点については前作と大きく変わった感じはありません。ただ、打感と球のつかまりは全然違っていて、若干弾き感を抑えた打感になり、前作よりも球がつかまりやすくなっていると思います。もっとも、打感については試打クラブがスチールシャフトだったせいかもしれませんが、インパクト時の“球もち”がよくて、打球の高さも出ます。
ミスヒットに強いのはユーティリティでも同様です。打点ブレの補正機能が前作より進化しているのでミスに対する許容範囲が広がりました。3モデルを打ち比べてみると、なるほどスタンダードなモデルだなと感じるので、このモデルを入り口にセレクトすれば間違いないでしょう』(石井)

シリーズ中ではスタンダードモデルの位置づけ。FWの前後長を抑えた感じの、丸みがあって構えやすい形状は前作を踏襲している。フェース素材にはカーペンター455スチールを採用、ボディには剛性が高い17-4 ステンレススチールが使用して飛距離を追求した。ウェイトはソール後方のトゥとヒールに2ヵ所搭載。初期設定はトゥが約13グラムでヒールが約3グラム。
番手のラインアップは、3H、4H、5Hの3種類でロフト角は順に19度、22度、24度。アジャスタブルホーゼルのニューオプティフィット4を全番手に搭載してフィッティングの調整幅を拡大し、7つのロフトとライ角のコンビネーションが可能になった。ヘッドのヒール側に設けられたスリットは、ホーゼル内のニューオプティフィット4の機構に使用するワッシャーを挿入するためのもの。
・シャフト/VENTUS GREEN 5 for Callaway(S、SR、R)、N.S.PRO 850GH neo(S)
・価格/5万7200(税込)
【ELYTE X ユーティリティ】普通に打てばドローする。ボールをつかまえたい人にうってつけ
『前作とは顔が全然違って、UTらしい柿の種っぽい形に近づいた印象です。ヘッドをポンッと地面に置いた時にフェースが左を向いているように見えて、つかまりが良さそうです。とはいえ、そんなに左を向いているわけではなく、トップブレードはつかまりを見せないようにうまく逃がし、フェース面だけを見るとつかまる感じがする。僕としてはちょっと構えづらいですが、ボールをつかまえたい人は安心感があっていいと思います。打ってみるとやはりつかまる。普通に打てば自然にドローします。
打感はFWに近くてチーンと弾く感じがありますが、球の高さはしっかり出ます。弾き感があってつかまるクラブなのに球が上がる。通常つかまるクラブは低い球になりがちですが、それはなく、上がってしっかり飛んでくれます。オフセンターヒットしても球が上がってくれるところもありがたいですね』(石井)

シリーズ中、最もやさしく飛ばせるのがELYTE X UT。フェースのトゥからヒールまでの距離とフェース面からヘッド後端までの距離がやや長めで構えたときの安心感が大。かつボールが上がりやすい形状でもある。フェースとボディの素材および搭載ウェイトはELYTE UTと同じだが、7Hのヒール側のウェイトのみ9グラムとなっている。
番手ラインアップは、3H、4H、5H、6H、7Hの5種類。ロフト角は順位18度、21度、25度、29度、31度となっている。ニューオプティフィット4によるフィッティングの調整幅の拡大もELYTE UTと同様だ。
・シャフト/VENTUS GREEN 5 for Callaway(S、SR、R)、Fujikura MC 70 for Callaway(S)
・価格/5万7200(税込)
【ELYTE MAX FAST ユーティリティ】UTでもアイアンのようにピンを狙いたいゴルファーに良い!
『MAX FASTは弾くというよりはアイアンみたいにフェースに食いつく感じがあって、思った以上に操作性が高いUTです。FWと比べても、ボールがちょっとフェースに乗る感じがします。正直なところコントロール性が一番いいと思ったのはこのモデル。球もよく上がります。
僕が打った4Uのロフト表示は21度ですが、感覚的には24~25度で打っているような感じでした。UTでもアイアンのようにピンを狙っていきたいゴルファーには良さそうです。ヘッドが後ろ側に大きめで、構えた時にちょっとお尻が重たく感じるせいか、わずかにフェースが開いているように見えますが、何てことはなく打つと球がつかまります。見え方については好みの問題だと思うので、ぜひ構えてみてください』(石井)

シリーズ最軽量モデル。構えた見た目はELYTE X UTに似ているが、フェース面の形状はELYTE UTに近く、フェースのトゥからヒールまでの距離とフェース面からヘッド後端までの距離が長い大きめサイズ。打球が高弾道になりやすい特性もある。フェース面はELYTE X UTよりシャローでボールを拾いやすいイメージが湧く。ウェイトのポジションと初期設定はELYTE UTと同様。他のモデルと違い接着型ホーゼルにして軽量化を進めている。
番手ラインアップは、3H、4H、5H、6H、7H、8Hの6種類とシリーズ最多。ロフトは順に18度、21度、24度、27度、30度、33度。アイアンとフレキシブルに組み合わせできる。フェースとボディの素材は他モデルと同様。
・シャフト/LIN-Q GREEN 40 for Callaway (S、SR、R)
・価格/5万7200(税込)
ELYTE ユーティリティ/試打後記

『アマチュアの方にとって、ある程度距離を稼ぎやすいクラブがUTだと思います。特に170~180ヤードのちょっと長い距離。そんな時に悩みのタネとなるのは、打球が浮かないとか芯を食わない、といったことになると思いますが、ELYTEのUTシリーズは3モデルともに球が上がりやすく、Ai 10x FACEの効果で多少芯を外しても球がバラつきません。試打感の中でも話しましたが、コントロール性がいいと思ったのはMAX FAST。ウッドっぽくキーンと距離を稼いでくれて、お助け要素が強いのはX。その中間に位置するのがスタンダードな位置付けのELYTE UTという感じです。打感はそれぞれ違いますが、どれも打っていて気持ちがいい。鈍い感じでなく軽い感じです。また、表示ロフトよりも高さが出るのも印象的でした。感覚的には1番手分くらい違います。あれだけ浮いてくれれば何の問題もなくグリーンを狙っていけるでしょう』(石井)
試打解説:石井良介
いしい・りょうすけ。1981年生まれ。『令和の試打職人』として各種メディアに引っ張りだこの人気解説者。PGAティーチングプロA級。You tube「試打ラボしだるTV」が人気。早くからトラックマンを活用したレッスンを開始。高い経験値と分析力で正しいスイング、正しいギアへと導く指導と的確な試打インプレッションに定評がある。

キャロウェイ ELYTE(エリート)ドライバー/AIフェースがさらなる進化! “エリート領域”に踏み入った飛びと寛容性
2月7日に全国の取扱店とオンラインストアで発売開始となるキャロウェイゴルフのブランニュークラブ「ELYTE」(エリート)。キ...