距離計測器って、レーザー式とGPS型のどっちがいい？
鹿又芳典の“推しクラブ” こぼれ話 第53回
値段が違っても、計測距離は変わらない
距離計測器って、値段の幅が広いんです。安いモノだと1～2万円台で、高いモノだと8万円とかになるし、10万円近いモノもあります。それだけに、何を選ぶかっていうのがスゴく難しいでしょう。
これまでにいろいろ試しましたが、値段が高くても安くても、時計と一緒で出てくる数字（距離）はさほど変わらないし、値段によって計測の精度はあまり変わりません。時計だって、値段によって時間が変わることはありませんよね。たとえ1千万円の時計でも、10時は10時ですから（笑）。
数年単位で替えるほうが、ストレスなく使える
ただし「当てやすさ」だったり「解像度」だったり「反応スピード」だったり「雨（防水性）や衝撃への強さ」だったり、というのが変わります。
もう一つ言えることは、どの価格帯のモデルでも、数年前のモデルより最新モデルのほうが圧倒的に当てやすくなっていること。ボクも新しい距離計測器を使っていますが、2～3年前のモノは当てにくくてしょうがありません。
いずれにしても精密機械なので、ある程度は“消耗品”と捉えて使ったほうがいいと思います。十何年もずっと使い続けるんじゃなくて、数年単位で替えていくほうがストレスなくプレーできるでしょう。その数年単位で、距離計測器もどんどん発達してるということですね。
鹿又芳典
かのまた・よしのり 1968年生まれ。年間試打数2000本超え。全てのクラブに精通するクラフトマン。豊かな知識と評価の的確さで引っ張りだこ。ゴルフショップマジック代表。
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