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ドライバーは力まかせに振っても飛ばせない! 切り返しで左足を踏み込んでパワーをボールに伝えよう!

【オジサンでも飛ばせるドライバーレッスン!】 人気コーチ・大西翔太がわかりやすくレクチャー|筋トレ不要の飛距離アップ法

2025/04/22 ゴルフサプリ編集部

左足のヒールアップ&ヒールダウンで切り返しのタイミングが整いやすい

トップの位置から腰が左に移動せず、その場で回転してしまうと胸や肩が早く開いてしまうわけですが、体重を左足に早く乗せようとして上体が目標に流れてしまうのはNGです。

カラダの回転軸をトップのポジションにキープしたまま、腰だけを左にスライドさせるのが重要なポイントです。
切り返し以降では胸が早く開かないように、つまり胸をボールよりも右に向けておくイメージで振り下ろしましょう。

ダウンスイングで上体が突っ込んでしまうのもNGだ。
ダウンスイングで上体が突っ込んでしまうのもNGだ。

要は左腰のスライドと左足を踏み込んでいく直線的な動きが飛距離アップに直結するわけで、そのためにも自分の意識と感覚で切り返しのタイミングを覚えるしかありません。

ちょっと難しい話だな~と思う人には左足のヒールアップがオススメです。バックスイングで左足のカカトを浮かせて、切り返しでは左足のカカトを踏み込んでいくのです。カラダが硬くなって回転しにくいと感じている人はヒールアップによってバックスイングの捻転が深くなります。

バックスイングで左足をヒールアップすれば捻転が深くなる効果大だ。
バックスイングで左足をヒールアップすれば捻転が深くなる効果大だ。

そしてヒールダウンを合図にしてダウンスイングをスタート。腕力まかせで打とうとすると切り返しのタイミングが早くなって打ち急ぎになりやすいですが、左足のヒールアップとヒールダウンを意識すればトップで自然に「間」が生まれて打ち急ぎを完全防止できます。

切り返しのタイミングが整いやすくて、しかも左足の踏み込みのパワーがよりアップし、下半身の大きな筋肉を有効活用しやすくなります。下半身の直線的な動きと上体の回転運動がリンクし、ヘッドスピードのアップにもつながるのです。

ヒールダウンによって左腰のスライドと左足の強い踏み込みがスムーズにできる。
ヒールダウンによって左腰のスライドと左足の強い踏み込みがスムーズにできる。
カラダが早く開くことがないからミート率もヘッドスピードも大幅アップする。
カラダが早く開くことがないからミート率もヘッドスピードも大幅アップする。
おおにし・しょうた

大西翔太
おおにし・しょうた

1992年6月20日生まれ、千葉県出身。水城高校ゴルフ部を経てティーチングプロの道に進む。日本プロゴルフ協会公認A級の資格を取得。現在はジュニアゴルファーの育成に尽力する一方で青木瀬令奈のコーチ兼キャディをつとめる。メンタルやフィジカルの知識も豊富で、24年は安田祐香のメンタルコーチとして初優勝に貢献。女子プロの大西茜は実妹。

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