1球目、OBかも? 暫定球打ったらナイスショット! 1球目のボール、探さなくてもいいですよね?
ゴルフのルールとマナー 暫定球の扱い方をマスターしよう
暫定球でプレーをしたい場合は最初のボールを探さなくてもOK
もうひとつ暫定球で覚えておきたいのは、最初に打ったボールを必ずしても探す必要はないということです。
例えばパー3のティーショットで、1球目をグリーン奥のブッシュに入れてしまい、次に打った暫定球がベタピンに付いたとします。暫定球をプレーすればボギーで収まる可能性大。一方、ブッシュに入ったボールが見つかっても2打目は出すだけになってしまい。上手くいったとしてもボギー、最悪の場合、ダブルボギーやトリプルボギーになりかねない。このような場合は、ボールを探さずに暫定球でプレーをしても構いません。
ただし、3分以内に最初のボールが見つかった場合は、そのボールをプレーしなければいけません。自分は探さなくても、お節介(?)な同伴競技者が3分以内にボールを見つけ、それが暫定球を打つ前であれば、暫定球は放棄しなければいけないのです。
なので、最初のボールをプレーしたくないと思ったら、同伴競技者やキャディーに「ボールを探しに行かないで!」と頼みましょう。これはルール違反でも何でもないので、覚えておいてください。
ボールがもったいないと思ったら、3分経ってから、あるいは暫定球をプレーしてから探しにいけばいいのです。

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真鍋雅彦
1957年、大阪生まれ。日本大学芸術学部卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。1986年に退社し、フリーライターとしてナンバー、週刊ベースボール、ラグビーマガジン、近代柔道などで執筆。
ゴルフは、1986年からALBAのライターとして制作に関わり、その後、週刊パーゴルフ、週刊ゴルフダイジェストなどでも執筆。現在はゴルフ雑誌、新聞などで記事を執筆するほか、ゴルフ書籍の制作にも携わっている。