- TOP メニュー
- ツアー速報・関連情報
- 全米女子プロは岩井千怜4位、山下美夢有6位! 最強国となった日本で次にメジャーで勝つのは誰?
全米女子プロは岩井千怜4位、山下美夢有6位! 最強国となった日本で次にメジャーで勝つのは誰?

アメリカLPGAツアーのメジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」は岩井千怜が4位。山下美夢有が6位と2人の日本勢がトップ10に入った。今シーズンのメジャー3大会の成績を振り返ると、日本はもはや“最強国”といっていい状況。今年残り2大会のメジャー(シェブロン選手権、全英女子オープン)では誰が勝つのかが注目だ。
4日間通算でアンダーが3人だけの難大会
4日間通算でのアンダーは、4アンダーで優勝したミンジ―・リーと1アンダーの2位タイの2人だけという難大会で、岩井千怜は最終日に4バーディー、3ボギーの71と伸ばして通算1オーバーの4位に。
メジャーでは自身初のトップ10入りを果たしました。
山下美夢有は73と落としたものの、通算2オーバーの6位は、昨年の2位に続けてのトップ10入りです。
今シーズンは「シェブロン選手権」」「全米女子オープン」と合わせてこれまでにメジャーが3大会ありました。
ここでの成績を振り返ると、日本は今やメジャーでの“最強国”といっていい結果を出しています。

トップ10に竹田、西郷、渋野ら日本勢が3人! 優勝ならずとも「全米女子オープン」の結果は今後につながる!
アメリカLPGAツアーのメジャー「全米女子オープン」最終日(1日=日本時間2日)、日本勢は竹田麗央の2打差2位が最高位で昨年...
西郷真央の「シェブロン選手権」優勝など、メジャーでのトップ5入りは日本が最多
今シーズンのメジャー3大会でトップ5に入った人数を国別で比較してみると、日本の4人が最多で、続いてアメリカとタイが3人。韓国が2人となっています。
これらの国で優勝者を出しているのは日本の西郷真央(シェブロン選手権)だけです。
この結果を見ると、メジャーの大舞台では日本が最強といえるでしょう。
他部門のスタッツでも、日本勢の優秀さが際立つ
この強さは、メジャーだけではなく、シーズンでの他の部門のスタッツにも表れています。
まず年間ポイントランキングでは3位が竹田麗央で4位が西郷。
この2人は、年間MVP(プレーヤー・オブ・ザ・イヤー)ランキングで西郷がトップに立ち、竹田も4位にいます。
最も凄いのが新人賞(ルーキー・オブ・ザ・イヤー)で、1位の竹田から山下、岩井千怜、明愛と4位までを日本勢で独占。8位にも馬場咲希がいます。
これまでと過去の獲得ポイントからすると、この部門は昨シーズンの西郷に続く、日本勢の“連覇”が当確といって良さそうな状況です。
シーズンの優勝者数3人(竹田、西郷、千怜)もアメリカ、韓国と並んでトップタイ。
繰り返しになりますが、この中でメジャーで勝っているのは日本だけです。
こうした成績からして、日本はもはやLPGAツアーでの最強国となっているのです。

岩井千怜に米女子ツアー初優勝をもたらした「世界一の思考」
アメリカLPGAツアー「メキシコ・リビエラ・マヤ・オープン」最終日(25日=日本時間26日)は、1打差の2位から出た岩井千怜が...
今年、残り2つとなったメジャー大会で勝つのは?
今年のメジャーは「エビアン選手権」(7月10~13日)と「全英女子オープン」(7月31日~8月3日)の残り2大会になりました。
昨年。古江彩佳が優勝した「エビアン」は、メジャー昇格(2013年)前の2009年と2011年には宮里藍さんが。
さらに1997年には現日本女子プロゴルフ協会会長の小林浩美さんが優勝しています。
昇格に伴ってメジャー仕様に改修されたとはいえ、日本人にとって相性がいいコースといえるだけに、古江の連覇。あるいは新たな優勝者が誕生することになるかに期待です。
また「全英」は2019年に渋野日向子が優勝したことが、その後の笹生優花、古江、西郷の日本人メジャー制覇の流れを作りました。
直近の1年間を振り返っても、複数の優勝者を出しているのは日本(西郷&古江)だけです。
この勢いで、日本人の誰かが勝つことになってほしいものです。
(文/森伊知郎)

渋野日向子、西郷真央、コルダとの夢のペアリングが実現!「全米女子オープン」3日目
アメリカLPGAツアーのメジャー「全米女子オープン」3日目(31日=日本時間1日)は、前日に日没サスペンデッドとなった第2ラ...

竹田麗央が「全米女子オープン」首位発進! トップ10に日本勢が4人!!
アメリカLPGAツアーのメジャー「全米女子オープン」初日(29日=日本時間30日)は竹田麗央が4アンダーの首位タイで発進し...