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バックラインありとなし、どっちがいいの? ズレていたらすぐに取り換えたほうがいい!?

もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話

2025/07/14 ゴルフサプリ編集部 もう少しでシングル

みなさんは中古クラブを購入した時にすぐにグリップの交換をしますか? コンディションが良い状態ならそのまま使ってもOKですが、バックラインがズレたグリップや古くなったグリップはすぐに交換することをオススメします!

中古クラブのグリップ、すぐに取り換えたほうがいい?

先日、ゴルフ友達とラウンド中にこんな話になりました。ゴルフ友達から「中古でユーティリティを買ったら、グリップにバックラインが付いていた。ただ、フェースをスクエアに構えるとバックラインが左側にズレているような気がする。グリップ交換をしたいけど、ショップに行っている時間がなくて。このまま練習をしたりラウンドし続けると、デメリットはあるかな?」と聞かれました。

私はそのユーティリティのクラブを見ながら、「確かにバックラインがズレている。このままだとバックラインが役割を果たしていないから、デメリットしかないと思う。早めに交換した方が良いよ。ショップに行く時間がないなら、自分で交換するのも選択肢かな」と答えました。

ゴルフ友達から「シングルさんはグリップ交換は自分でできるの?」と聞かれました。私は「いつも自分でグリップ交換をしているよ。バックライン付はやったことがないけどね」と答えました。

みなさんは、中古クラブを購入した時にグリップ交換をすぐにしますか? 私はグリップの状態が良ければそのまま使っても良いと思います。
でも、私のゴルフ友達のようにバックラインがズレているような状態や、グリップのゴムが硬くなったり擦り減っているようなら、やっぱりすぐに交換した方が良いですよね。中古クラブを購入したショップでグリップ交換ができるなら、購入した段階で交換してしまうのが、一番手間も時間もかからないと思います。

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バックラインとはグリップの裏側に盛り上がったライン上の突起のことです。バックラインがあることのメリットは主に3点あります。

毎回同じグリップができるようになる
バックラインに指を合わせて握れば、同じ手の位置、角度で握ることができるようになります。

フェースの向きを管理しやすくなる
バックラインが正しい位置にあると、フェースをスクエアに構えやすくなります。スイング中にフェースの向きを意識するのは難しいですが、バックラインがあるとフェースの向きがわかりやすくなります。

安心感が得られる
ラウンド中に気付かずにいつもと違うグリップになってしまうことがあります。バックラインがあることで、アドレスする時にグリップで迷う必要がなくなるので、安心感が得られます。

ちなみに、バックラインがあると効果的なクラブと不向きなクラブがあります。バックラインが効果的なクラブはカチャカチャなしのドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、ショートアイアンです。これらのクラブはアドレス時にフェースの開閉をする必要がありませんので、バックラインありのグリップでフェースをスクエアにアドレスし、フェースの向きを管理できた方が、方向性が安定する可能性が高くなります。

一方で、カチャカチャ付きのドライバーはセッティングを変えた時にバックラインの位置が変わってしまうこともありますし、ウェッジもフェースの開閉が求められることがあるので、バックラインには不向きなクラブです。

最後にバックラインがズレたまま練習するデメリットを考えてみます。私のゴルフ友達の場合は、フェースをスクエアに構えるとバックラインが左側にズレている状態でした。左側にズレた状態のバックラインを、バックラインがグリップの真下にくるように握るとフェースが閉じた状態になります。そのままショットをすると良い表現で言えばつかまりやすくなりますし、悪い表現で言えばヒッカケしか出なくなります。また、フェースをスクエアに構えると、バックラインがグリップの真下からズレた状態になりますので、握って違和感があったり、フェース面を意識するのが難しくなると思います。

バックラインには毎回同じグリップができることや、フェースの向きを管理しやすくなることなどのメリットがあります。そのメリットが活かせないグリップの状態であれば、すぐに交換するのが最善だと思います。
それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。

プロフィール

もう少しでシングル(ペンネーム)
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGA/USGAハンディキャップは7.5。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営。

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