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アマチュア検証で判明!打感が揃うと良い流れが生まれる! 「P8CB」アイアン×「MG5」ウェッジはスコアアップの最強コンビ

テーラーメイド シークレット試打ラウンド取材レポート【アマチュアゴルファー編】【PR】

2025/09/12 ゴルフサプリ編集部

どのグラインドもボールが止まるからどこからでもピンを狙える

MG5ウェッジ,試打,アマチュア

次は「MG5」ウェッジ。こちらもはじめにラウンドで感じたことを語ってもらった。
「MG5」ウェッジのソールグラインドは「SB(スタンダードバウンス)」「HB(ハイバウンス)」「LB(ローバウンス)」の3種類に加えて、限定モデルの「SC(スタンダード Cグラインド」「SX(スタンダード エクストリームワイド)」「TW(タイガーウッズグラインド)」の合計6種類がラインナップされている。試打ラウンドには、そのすべてのグラインドを持ち込んだ。

それぞれのグラインドの特徴をすぐに知りたい! という読者は、石井良介プロ・野村タケオ氏・小倉勇人氏の3人のテスターによる試打レビュー「ミルドグラインド初の軟鉄鍛造「MG5」ウェッジの“エグいスピン”は本当だった!」(下の記事)をどうぞ。

ミルドグラインド初の軟鉄鍛造「MG5」ウェッジの“エグいスピン”は本当だった!

テーラーメイドのシークレット試打ラウンドに参加した石井良介、小倉勇人、野村タケオの試打インプレッションをお届け! 今回...

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星山 アイアンとウェッジだけのラウンドということで、必然的にウェッジを使う機会が多かったですが「MG5」ウェッジは、どのソールグラインドを使ってもスピンの効き方が印象的でした。ロフトやソールの組み合わせを変えて、様々なバリエーションで打ち比べてもボールが止まる。ラウンドの途中からは全部ピンを狙いました。
毛利 私は主に60度を使ってみましたが、グリーン上でピタッと止まってくれて、とても扱いやすかったです。フェースを開いて打つと、本当に転がらずに止まる感じ。フェースの溝とミーリングのおかげなんだと思いました。
齋藤 お二人と同じで、どのモデルを使ってもスピンが効いてボールが止まりました。私は50度と56度で距離感が出しやすく、使い勝手も良かったです。

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ラフでも左足上がりでも、ライを選ばず「スピンが効いてくれました」と星山さん。

大谷 すべて打ってみましたが、58度の「LB」が自分に合っていました。フェースを開いて上げたり、手前から転がしたり、いろいろとやってみましたが、開けばボールが上がってスピンが効くのはもちろん、普通に打ってもスピンが効いて楽しくなりました。
田地 グリーン周りの深いラフから打ったり、バンカーショットもありましたが、両方とも打球がフワッと上がってピンに絡み感激しました。打ちやすくて結果も出るので、私もアプローチが楽しく感じました。
植松 60度と56度を試してみたところ、60度がピンに寄ってスピンコントロールがしやすかったです。”エグいスピン”ということですが、本当にそんな感じでした。

今回は「P8CB」アイアンと「MG5」ウェッジのコンビネーションでのラウンドだったが、アイアンとのつながりはどうだったのか? ともに軟鉄鍛造でフィーリング面の一貫性は高いが、それがプレーに与えた影響などあったのだろうか?

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齋藤 私の普段使いはPWが46度で、その下は48、52、58度の3本。PWとの間が2度しかないですが飛距離が変わるので気にしていません。今回48、52、58度で打ってみましたが「P8CB」アイアンから「MG5」ウェッジの流れもいいなと感じました。スピン性能が高いので、どれも緩みなく打っていけたと思います。
毛利 フィーリング的にも繋がりが良いですよね。私は52と60度の2つのロフトがピッタリとハマりそう。特に60度は球をフワッと上げられました。
星山 「MG5」ウェッジは48、54、56、58度で迷いました。普段はPWが46度でウェッジは54、58度ですが「P8CB」アイアンのPWが結構飛ぶので48度が欲しいと思いました。あとはまだ迷っています。
田地 私はアベレージ90台前半くらいですが「MG5」ウェッジなら50、56度を検討したいと思いました。「LB」の打ち心地がよかったので前向きに考えています。
植松 私はPWが48度で52、54、58度を普段入れていますが、今日打ってみたら60度の「LB」と「HB」が両方とも打ちやすかったので60度を買おうと思いました。

バリエーションの豊富さもあって、組み合わせに迷った向きが多かったが、アイアンとの流れという点でも「MG5」ウェッジはおしなべて高評価。とりわけアマチュアには扱いづらいと言われるロフト60度、および「LB」の打ちやすさとスピン性能がウケていた。

打音と感触を揃えられる 「P8CB」アイアンから「MG5」ウェッジの流れは理想的

ではまとめに、それぞれがもつアイアンとウェッジへのこだわりに対し「P8CB」アイアンと「MG5」ウェッジはどう映ったのかを聞いてみよう。

大谷 アイアンに求めるのは今も昔も方向性です。次に打感ですね。この2つが揃っていればスコアを作っていける感じがあります。最近は飛距離が落ちてきたので、ロフトが立ったアイアンにも注目していましたが、やはり方向性が悪くなる面があって試行錯誤中だった。そのタイミングで「P8CB」アイアンを体験できたのはラッキーだったと思います。
ウェッジも方向性が大事ですが操作性も不可欠。スピン性能によって自分の距離感がわかってくるのでその辺を基準に選んでいますが、その点「MG5」ウェッジはイメージを出しやすかったですね。テーラーメイドのウェッジは初体験でしたが好印象でした。
それから、私は軟鉄鍛造アイアンを使っている期間が長いので、ウェッジも軟鉄鍛造派です。ステンレスに比べてスピンが効く気がするし、アイアンからの流れで打音と感触を揃えていった方がスコアにつながる感じはします。その意味でも「P8CB」アイアンから「MG5」ウェッジへの流れは理想的でした。
植松 やはりアイアンは、どこからでもスカッと気持ちよく振り抜きたい。ウェッジはピンまで突っ込んだらワンピンで止まって欲しいですが「P8CB」アイアンと「MG5」ウェッジならそれができます。特に「MG5」ウェッジの60度なら突っ込んでも止まることを実感できたことが大きな収穫でした。
田地 これまでは飛び系アイアン一択でしたが、「P8CB」アイアンは飛距離も出るし操作性もよかったので考えが変わりました。ゴルフ全体のバランスを考えると飛距離だけでなく安定性も求めたい。「P8CB」アイアンでそれらが手に入ればドライバーやFWも選択の幅が広がりそうで面白いかなと思います。「MG5」ウェッジは56度を試しましたが、打ちやすくてスピンがかかりました。50度もラインが作れる感じで素晴らしかったです。

齋藤 アイアンは見た目のカッコ良さ、構えた時の安心感が“ぜひモノ”ですが「P8CB」アイアンはこれらが共存していました。ウェッジは自分が全部12度のバンスを使っているせいもあるのか「MG5」ウェッジでも「SB」が打ちやすかったです。スピンは断然「MG5」ウェッジのほうがかかります。
毛利 アイアンには振り抜きの良さを求めていますが「P8CB」アイアンは文句なしです。ウェッジは100ヤード以内をほとんど60度で打っているので「MG5」ウェッジの60度がピタッと止まってくれたので素晴らしかった。欲しくなりました。
星山 私はちゃんと飛んでくれるアイアンでそれなりにカッコ良ければあまりこだわりはなく、実を優先するタイプ。「P8CB」アイアンはカッコよく打感もいいし、思った以上の球が出てくれるので驚きました。ウェッジも同様で、馴れてくればこれくらいで止まる、というのがわかればそれでいい。要はそれがすぐにわかるのが理想ですが「MG5」ウェッジはまさにそんなウェッジでした。

今回の試打ラウンドを通じて、「P8CB」アイアンと「MG5」ウェッジは、単体での性能だけでなく“組み合わせ”にこそ強みがあることがわかった。シャープな見た目ながら振り抜きやすく、方向性と打感に優れた「P8CB」アイアン。そして多彩なロフト・グラインド展開と、エグいほどのスピン性能を備えた「MG5」ウェッジ。両者に共通する軟鉄鍛造のフィーリングが一貫性を生み、ショットからアプローチまでスコアメイクに直結する“良い流れ”を作り出すのだろう。
アイアンショットとアプローチに安定性と操作性を求めるゴルファーにとって、「P8CB」アイアンと「MG5」ウェッジの組み合わせは大きな武器になるはずだ。

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