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女子ゴルフ「黄金世代」によるスイングの核心見直しレッスン|新垣比菜

2019/03/06 ゴルフトゥデイ 編集部

2019年も活躍すること間違いなし、1998年生まれの黄金世代。彼女たちの得意クラブでラウンド中でも見直せる速攻スイング見直し法をアドバイスしてもらった!これでスコア80台も間違いない!

今回は、新垣比菜にスライスが止まらないときに見直したいポイントについて解説してもらった。


新垣比菜(ダイキン工業)
1998年12月20日生まれ。沖縄県出身。アマチュア時代から数々の大会で優勝。初参戦のレギュラーツアーでも6戦目の「サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント」で黄金世代の中でも最速の優勝を挙げた。

スライスが止まらないときはトップでの重心の位置を確認してみよう!

ゆっくりテンポは右足がポイント!

ダウンスイングが始まってからは、何も考えずに振り切るだけですが、とくに気をつけているのは切り返しです。切り返しが早くなると球がブレ始めます。左右両方のミス、チーピンもプッシュアウトも出てしまうので、とにかくリズムよく振るように意識しています。

クラブを上げてすぐに下ろすのではなく、切り返しでワンテンポ置いて、そこから思い切り振るようにしています。

また、切り返しが早すぎるときは、たいていトップが浅くなっています。クラブをしっかり上げて、肩や腰をちゃんと回すようにします。トップが浅いときは、体重が右に乗り切っていないので、右太ももの外側にしっかり乗るように意識します。でもあまり腰を右に動かしすぎてはいけません。

ダウンスイングは、右の股関節から動かすようにします。そうすれば、切り返しで間を取りやすくなります。

《切り返しが早いとトップが浅くなっている》

打ち急いでしまう人は、インパクトすることに意識が強く持ってしまい、トップで深く捻転することなく、体重も左足に残ったまま。

《右太もも外側に体重を乗せることでトップに「間」が生まれる》

【NG例①】切り返しが早くなるのは左足重心のトップが原因

トップで左足に重心を置いた状態では、バックスイングの勢いを止めることができなくなり、トップでの間が作れません。これが打ち急ぎにつながってしまうのです。

【NG例②】間が全く無いと切り返しで打ち急ぎミスを誘発

トップでの間を作れないと、始動が上半身からになってしまいます。トップでしっかり間を作り、下半身から始動することで、ヘッドが上から叩きつけるようなスイングを防げます。

GOLF TODAY本誌 No.560 30〜31ページより

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