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女子ゴルフ「黄金世代」によるスイングの核心見直しレッスン|大里桃子

2019/03/10 ゴルフトゥデイ 編集部

2019年も活躍すること間違いなし、1998年生まれの黄金世代。彼女たちの得意クラブでラウンド中でも見直せる速攻スイング見直し法をアドバイスしてもらった!これでスコア80台も間違いない!

今回は、大里桃子にイメージ通りにパッティングするためのコツと練習場でできるパターの練習方法をレッスンしてもらった。


大里桃子(フリー)
1998年8月10日生まれ。熊本県出身。プロテスト合格後、史上最速23日で「CAT Ladies」初優勝。いきなり登場した大型新人に誰もが驚いた。今季は2勝目を狙いに行く。

“順回転パット”は胸と肩の一体感がポイント!

イメージ通りにパターを打つにはフェースの芯に当てることが必須

私は、イメージしたコロがりが欲しいので、ボールの芯に当てることを一番気にしています。

芯に当てた順回転のコロがりでないと、思った通りの方向にコロがってくれ ませんし、思ったよりも距離が出なかったりしてしまいます。

右肩が下がると、ヘッドの動きはアッパーになります。つまり、ヘッドが上昇していくようなフォローは、右肩が下がってアッパーにインパクトしている証拠です。

スクエアにボールをインパクトするには、胸と肩を一体化させて動かさないといけないと考えています。胸郭から背中を意識して動かすと、肩だけが独立して動くようなことはなくなります。

《肩を並行に動かしてヘッドを操作する》

パッティングは手元で操作することは絶対にしません。肩を並行に動かすことで、クリーンなヒットができ、順回転でコロがすことができます。

肩や手だけで打つとヘッドの入射角が不安定になりやすい

肩や手だけでのストロークは、どうしてもカップインさせたい気持ちが出てきてしまうので微妙な力加減で操作しようとしてしまいます。常に同じストロークで打つためには、肩と胸を同時に動かす意識を持ちましょう。

《ヘッドを低く出せばアッパーになりにくい》

アッパーに打つのをなくすためには、肩を下げずに並行にストロークすることも大事だが、フォローでヘッドを低く出すイメージを持てばアッパーになることはない。

肩が下がるとヘッドがアッパーになる

右肩が下がってしまうと、その反動でフォローではヘッドがアッパー軌道になってしまいます。芯に当てることが難しくなり、思い通りの球が打てなくなる。

■練習場でできるパタードリル

ボールの後ろにティを差すだけでヘッドが下から入るのを防ぐ

ティに当たったらアッパーにヘッドが入っているということ

ヘッドの後ろに差すティの高さはショートホールでティを差すときの高さで、1メートルの距離で練習しています。ヘッドの動きを全体的に確認・矯正することができるので、効果的ですよ。

GOLF TODAY本誌 No.560 38〜39ページより

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