金澤志奈プロに聞いた!やさしいアイアンを選んだ理由とスイングのポイント
やさしいアイアンで簡単にバーディ獲ろうよ!【第5回】
【やさしいアイアン賢い使用マニュアル】
やさしいから飛距離が出るとは思いつつも、つい欲が出てもっと飛ばしたくなりスイング全体がリキんでしまう。
アイアンで飛ばす=ダウンブローだと思っていませんか? ダウンブローはプロでも難しい! やさしいアイアンなら、リキまず振ってもカッコイイ球が打てますよ。
やさしいアイアンで簡単にバーディ獲ろうよ!
第1回:トッププロでも簡単重視でアイアンを選ぶ時代が来たね!【池田勇太】
第2回:ボクたち私たち、やさしいアイアン派。楽に打てる方を選ぶでしょ!
第3回:私たち、ゴルフクラブに仕事をさせています!
第4回:やさしいアイアン4大ポイント①|手首を使わない【吉田弓美子】
第5回:やさしいアイアン4大ポイント②|タメを作らない【金澤志奈】
第6回:やさしいアイアン4大ポイント③|体を使わない【大出瑞月】
第7回:やさしいアイアン4大ポイント④|打ち込まない【権藤可恋】
やさしいアイアンを選んだ理由|金澤志奈
高い球が出てくれるという安心感
どんなコースのグリーンでも対応できるように、高い球で攻めたいと思ったんです。ポケットキャビティ型のやさしいアイアンで上からフワッと落とす球を打てるようになりました。
金澤志奈
(レイクウッドコーポレーション)
1995年7月29日生まれ。
茨城県出身。ツアー未勝利。今季はQTから出場権を獲得。ほけんの窓口レディースでは自身初の初日トップ。パーオン率は約66%で37位。
やさしいアイアン4大ポイント②|タメを作らない
ダウンで力は下ではなく右側に出せば、スイング軌道は自然と大きくなる
アマチュアの方は、ダウンブローを目指そうと、ダウンスイングで手元を体に引きつける動きをしようとする方が多いですよね。でも、やさしいアイアンでは手元を体に引きつけるという動きを無理に取り入れなくても簡単に打つことができるんですよ。
ダウンスイングで体と手元を離そうとすると、手元が腰の位置にあるところから、フォローまで、キレイな半円を描きやすくなります。ポイントは半円を描き始めるダウンスイングの形から、手首を使わずに体で回していくことです。そうすることで、あとはヘッドの性能が助けてくれますよ。
スイングアークを大きくしてヘッドスピードアップ!体と手を離しながらダウンスイング。これで簡単に飛ばせます!
非力な方でも打ちこなせるのがやさしいアイアン。無理に飛ばそうとしなくてもいいんですよ。
アーリーリリースで手と体が離れても球は飛ぶ
手元を体に引きつけなくても良いので、ダウンスイングでコックを極端に使う必要もなくなります。そこから半円を描くように体と手を一緒に回していきましょう。
リキむと、体で打ち込むようなインパクトになる
ダウンブローで打とうとすると、大きなダフリや、近づきすぎて体が浮いてしまうトップが出たり、様々なミスになる可能性が大きくなってしまいます。
やさしいアイアンはダウンスイングで手元を体に引きつける動きは要りません!
取材トーナメント/ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ
GOLF TODAY本誌 No.565 22〜35ページより