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2019年JLPGAトーナメント優勝者たちのドライバースイング徹底解説

連続写真で見る女子力 PART3

2020/03/22 ゴルフサプリ編集部

2019年はJLPGAが一段と盛り上がった1年となったが、その盛り上がりを支えたのは各トーナメントの優勝者だ。その年に勝てる選手には、どんなドライバースイングの秘密があるのか。スタッツの上位選手ごと、そして見事な初優勝を挙げた選手の勝てるドライバースイングを見てみよう。

解説/平瀬真由美
(ダイキン工業)
1969年10月30日生まれ。熊本県出身。1988年のプロテストに合格。通算18勝。現在はレジェンズツアーに参戦するかたわら、レポーターや解説として活躍中。

穴井詩のドライバースイング連続写真

穴井 詩
(GOLF5)
1987年11月11日生まれ。愛知県出身。ツアー通算3勝。

ヘッドの重みで上げることでムダな動きを制限

手元でヘッドを吊るようにして上げる

肩からヘッドまでが1本のムチのようなスイング

穴井選手は、2019年のドライビングディスタンスで2年ぶりに1位に返り咲きました。彼女の飛ばしの秘密はクラブをムチのように使えるバックスイングです。バックスイングで右ヒジを外側に曲げながら上げることで、肩からヘッドを吊るようにして上げることができるので、ヘッドの重みを感じることができるバックスイングになります。

それでなぜ飛ぶのかと言うと、飛ばし屋に絶対的に必要なことはヘッドスピードだからです。手元からヘッドまでをムチのようにして使う場合と、穴井選手のように肩からヘッドまでをムチのようにして使うのでは、ヘッドの遠心力が大きく変わってきます。ヘッドスピードは力で作るものではありません。大きなムチを使うことで、少しの力で最大のヘッドスピードを生み出すことができるのです。

①手元に力が入っていたら、ヘッドを吊りながら上げることはできない。 ②右ヒジを曲げる分、ヘッドはクロスになるがダウンスイングでしっかり腰を回すことでヘッドは軌道に乗る。 ③右カカトは地面から離れるが、頭を動かさずにヘッドと引っ張り合わせることで最大の遠心力を生む。

比嘉真美子のドライバースイング連続写真

比嘉真美子
(TOYO TIRE)
1993年生まれ。10月11日生まれ。沖縄県出身。ツアー通算5勝。

右カカトを後ろに蹴る意識で頭とヘッドが引っ張り合うからヘッドスピードUP!

浮かせない意識ではなく、後ろに引く意識を

カカトを蹴ると、前傾角度がキープされるという利点も

カカトを浮かせるとダメ!ベタ足スイングが良い!と言う理論はゴルフ界ではずっと囁かれていました。私も前傾キープができ、体が左にスエーしにくいベタ足スイングができることに越したことはないとは思いますが、アマチュアの皆さんがそれをマネしようとすると、腰が回らなかったりと逆にミスに繋がってしまうことがあると思います。

そこで、比嘉選手のようにカカトを浮かせないのではなく、後ろに引くイメージでスイングしてみてください。ベタ足と同じように前傾角度もキープされやすくなりますし、何よりもフォローでヘッドが先へと伸びてくれるので、フォローで頭とヘッドが引っ張り合うような形になります。この形こそが、飛ばし屋に共通している形です。この形を作ることで、ヘッドが大きな円を描けるようになるので、ヘッドスピードアップにつながります。

①手元とヘッドが重なってオンプレーンに上がる。調子が悪い時はヘッドが大きく内側に入ってしまう。 ②頭とヘッドが引っ張り合う形は、ヘッドがスイングの中で1番体の遠くを通っているということ。遠心力が大きくなる。 ③インパクトからフォローにかけて、カカトを思い切り後ろに蹴るイメージを持つとヘッドが走りやすい。

両ヒザを伸ばすことでもヘッドスピードを上げている

インパクトで両ヒザを思い切り伸ばすことでも、頭とヘッドが引っ張り合う形を作りやすくしている。これが少し曲がるけれども飛ぶ要因。

上田桃子のドライバースイング連続写真

上田桃子
(かんぽ生命)
1986年6月15日生まれ。熊本県出身。ツアー通算14勝。

インサイドから下ろすために両肩を回し切って、懐を広く使う!

少しアウトサイドにヘッドを上げることでも、クラブはインサイドから下ろしやすくなる。
手元とヘッド両方をインに下ろせる
ヘッドだけインサイドから下ろすと、クラブが寝るので、フォローで思い切り手首を返さなければいけなくなる。 アウトサイドに振り抜くことで、球はドロー回転で飛ぶから飛距離が出る。

インサイドに下ろすための準備が1番上手な選手

上田選手の持ち球はドローボール。ドローボールというのは、フェードボールよりもキャリーしてから地面をコロがる距離が長いので、飛ばし屋に負けない飛距離を生み出すのです。

上田選手はドローボールを打つために、インサイドからダウンスイングしています。時々、ヘッドだけインサイドに下ろそうとする方もいますが、そうすると右肩が下がってヘッドが寝るだけになってしまうので、インサイドからクラブを下ろしたい時は手元とヘッドの両方がインサイドから下ろせるのが理想です。

ここで、インサイドから下ろすための準備として、上田選手はトップできちんと両肩を回しています。肩が回りきらないとその後のダウンスイングでクラブが通れる道が無くなってしまうので、インサイドに下ろすことはできなくなってしまいます。

ヘッドスピードを速くするためにはクラブの通り道を作ってあげること

トップで背中が目標を向くくらい回せれば、ダウンスイングでの懐が広くなり、クラブの通り道ができる。
背中が飛球線を向くくらい両肩を回す
インパクトでヒザを伸ばせばもっと飛ばせるが、トップからヒザの高さを変えないことが安定に繋がっている。

成田美寿々のドライバースイング連続写真

成田美寿々
(オンワードホールディングス)
1992年10月18日生まれ。千葉県出身。ツアー通算13勝。

胸は右向きをキープヘッドが軌道に乗る!

①アゴをスイングとともに振るのも特徴だが、あまりアゴを振っていない時は上り調子、逆にアゴを大きく振る時は調子が悪い時。と平瀬は言う。 ②右半身に100から左半身に100移動 ③フィニッシュでお尻がかなり回転している。スイング中も止まらずに動き続いているということだ。

スイングの過程の中に球があるイメージでクラブを振れる

成田選手は、トップで100%右半身にあった重心を切り返しでそのまま左に乗せることができる選手です。もちろんインパクトに向かってクラブを下ろす段階で、全体重を移動することで最大のパワーを生むことができますが、それを実現させているのが、彼女の両ヒザです。ポイントとしてはヒザが左右どちらにも流れないこと。大きな体重移動は左右のブレにつながりやすいので、両ヒザの向きを常に真正面に向かせることでブレを抑えています。

イ・ミニョンのドライバースイング連続写真

イ ミニョン
(Q CELLS)
1992年3月13日生まれ。韓国出身。ツアー通算5勝。

胸は右向きをキープヘッドが軌道に乗る!

①力を込めてグリップを握ると、肩は動いてしまうから、イカリ肩にならないように意識する。 ②胸の向きはそのままにクラブだけ下ろす ③無理な体の動かし方をしないことが、飛距離にもつながる。

クラブを遠回りさせないことがヘッドスピードにつながる

トップからダウンスイングに入る時、彼女はなるべく胸の向きを右にキープしたままグリップエンドを球へと直線的に下ろしてきています。クラブを遠回りさせないということは、それだけ余計な動きをしないので、ミスが減るということ。彼女は飛距離も出ていますが、フェアウェイキープ率も高いのは直線的に下ろせることが要因です。胸を右に向いたままクラブを下ろすと聞くと、難しいイメージもありますが、左肩を開かずにダウンスイングのイメージを持てば、クラブだけストンと下ろすことができます。

鈴木愛のドライバースイング連続写真

鈴木 愛
(セールスフォース)
1994年5月9日生まれ。徳島県出身。ツアー通算16勝。2019年の賞金女王。

大きな背中の筋肉でスイングすることで動じないスイングに

ヘッドの始動と共に体重移動を始める。両ワキを締めながら上げることでフェースはシャットのまま上がる。
手は高い位置だが、お腹は地面を向いたままのトップ/背中をしっかり回してダウンスイング
右手のヒラが目標方向を向いた形でインパクト。そのまま右手のヒラを押し込むことで、方向性が安定する。

大きな筋肉はプレッシャーのかかる場面でもしっかり動く

トップで体重をしっかりと右足に乗せてから、ダウンスイングは体、背中を使って下ろしてきています。クラブがどう動くかというよりも、トップから体をどう動かすか。という体の回転の意識がとても強いです。その回転の中に自分の腕があり、その先にヘッドがあるだけ。というスイング。

テークバックで鈴木選手は右足に重心を移動すると共に、体自体を大きく右にスエーします。あんなに大きく右に動いて、インパクトではアドレスの位置よりも体が左側にあるということは、それだけ大きな筋肉を使って動いている証拠です。大きな筋肉を動かせることは、プレッシャーのかかる場面でも筋肉が縮こまらずにいつも通りのスイングができるということに繋がります。

彼女が得意とするパッティングでも背中を動かすというのはとても大事になります。緊張で指先が震えることがあっても、背中の大きな筋肉でストロークすることで、強気のパッティングができます。

しかし、アマチュアはトップで右に大きくスエーすれば良いわけではありません。右に大きく動く中でも、トップで彼女の右ヒザは正面を向き、お腹は地面を向いています。この2つのポイントを守らないと、体の軸が無くなり、安定したスイングには繋がらないので注意してくださいね。

背中を回し続ければインサイドからインパクトできる

トップから背中が動き続けるから、ダウンスイングで少し手元が浮いているように見えても、インパクトではしっかりとヘッドを戻すことができ、つかまる球が打てる。

申ジエのドライバースイング連続写真

申 ジエ
(スリーボンド)
1988年4月28日生まれ。韓国出身。ツアー通算22勝。

カカトは浮かせないやっぱりベタ足が1番の安定材料!

ダウンスイングがアウトサイドから下りないように、テークバックでヘッドをアウトサイドに上げてインサイドから下ろしやすくする。
腰、両肩をしっかりと回したトップだが、右ヒザは真正面を向いたまま。体の捻転をしっかり作っている。
ダウンスイングからフォローまでほとんど浮かない

イ・チヒのドライバースイング連続写真

イ チヒ
( フリー)
1979年2月12日生まれ。韓国出身。ツアー通算23勝。

一定のリズム感が安定の方向性を生む

頭の上下動が全く無い。シンプルなスイング
腕を伸ばしてバックスイングすることで、ヘッドは大きな円運動。ヘッドの遠心力を使ってスイングできる。
体でリズムをとり、腕とクラブは付いてくるだけ。これがムダな動きを抑えたシンプルなスイング。

ムリをしないスイングが一定のリズムを作る

イチヒ選手のスイングを一言で言うと、体に負担をかけないスイング。ムリな動きをしないことは、ムダにミスをする確率を下げることにも繋がります。バックスイングではあまりコックを入れず、腕を大きく伸ばすことで大きな円を描くことができるので、ヘッドの遠心力を使うことができます。そして、トップへ到達する直前に腰はインパクトの形へと動き始めます。この時間差を生むことで、捻転差ができ、体に腕とクラブが体にまとわりつくようなダウンスイングになるので、自分の力を入れずとも、ヘッドはムチのように素早く動きます。

このクラブの使い方をすることで、腕の動き、クラブの動きを意識することなく、リズム良く振ることができます。そこがイチヒ選手の安定の強さに繋がってます。

黄アルムのドライバースイング連続写真

黄 アルム
( フリー)
1987年10月17日生まれ。韓国出身。ツアー通算5勝。

真正面で球を捉える。これが安定につながる

上半身の大振りを防ぐことで、芯を外さない

クラブをどう振るかを考えられるスイング

飛ばし屋のスイングは、腰を開きながらヘッドを振り抜く選手が多かったですが、黄選手はその逆です。安定性を求めるのであれば、黄選手のように体の正面でインパクトを迎えることが最も安定します。なぜかと言うと、クラブをどう動かすか、手を体の前でどう通過させるかを最も感じることができるのがこのインパクトだからです。体の正面でインパクトすると言うことは操作性がとても良いことに繋がります。

プロが両足を揃えて球を打つ姿をよく見ますが、あれは体の正面で球を捉えることを感じるために練習している選手が多いです。

上半身が突っ込んでしまうと、インパクトの時に体を回さなければヘッドが追いついてこなくなってしまうので、ダウンスイングで右肩を前に出さないことがポイントです。

右肩を前に突っ込まないようにすると腰は大きく回らない

トップから上半身を突っ込まないようにするためには、右肩を前に出さないように意識しましょう。これだけで腰の回転が抑えられるので、インパクト時に体の正面で球を捉えやすくなります。

柏原明日架のドライバースイング連続写真

柏原明日架
(富士通)
1996年1月30日生まれ。宮崎県出身。ツアー通算2勝。

トップの手首の形を作って肩を回すだけのスイングでミスを最小限に減らせる

①アドレスで手元が体の中心にあ ることで、スイングにおいての左右のバランスが取りやすくなる。 ②手元がまだ腰にある段階で、トップでの手首の形は完成 ③手首の形はそのまま、両肩を回すだけで力のたまるトップが作れる
④両ヒザが少し飛球線方向に流れているが、インパクトで左足をしっかり伸ばしてパワーを受け止めることで、体が左にスエーするのを防いでいる。 ⑤フェースローテーションが少ない分、インパクト直後でもフェースは飛球線方向を向き、球を押し込むことができる

1つ1つの動きは簡単だからアマチュアにもマネしやすい

スイングの特徴としてはまずバックスイングで手首を使ってアウトサイドにヘッドを上げるところ。グリップエンドを球に向けるように上げることで手首を使ったテークバックになっています。

手元(グリップ)が腰にある段階での手首の形とトップでの手首の形を見てみると、ほとんど形は変わっていないことに気づきます。柏原選手は、ハーフウェイバックの時点で手首の形を完成させているのです。

その利点としては、常に体の正面にクラブをキープできること。長身がゆえに体と手の動きがバラバラになりやすく、スイングを安定させるのが難しいのですが、この手首の動きをすることでスイングに一体感が生まれています。

まずは手首使ってクラブを上げる、そしてそのまま両肩を回してトップの形を作る。同時に動かすイメージではなく、1つ1つの動きを丁寧に考えられることで、以前にも増してスイングのキレも出てきましたし、自信がみなぎっているスイングに感じます。

そして、シャットにバックスイングすることで、トップからフォローにかけてのフェースローテーションは少なくなります。インパクトでしっかり球を押し込むことができるスイングです。

ヘッドをアウトサイドに上げることでフェースローテーションを抑える

アウトサイドにヘッドを上げることで、フェースはシャットのまま上がる。シャットフェースをキープしたまま球を押し込むインパクトができるので、力強い球が打てる。
トップで、もう少し体重を右足に乗せることで、長身を生かしたさらなる飛距離アップが期待できる。
ダウンスイングで右カカトの浮きがかなり大きいが、体の前で腕を振り抜くことで前傾角度も変わらずにインパクトできる。

古江彩佳のドライバースイング連続写真

古江彩佳
( フリー)
2000年5月27日生まれ。兵庫県出身。ツアー通算1勝。

肩を使って体が開くのを我慢!

手元とヘッドが重なるバックスイングだから、体の正面にクラブを持ってこれる。
インパクト後は、パワーを一気に解放するように肩と腰をクラブを一緒に回しきっている。

左腕をしっかり伸ばすことでも腰の開きを我慢できる

古江選手は小柄なぶん全身をフルに使っているスイングです。注目したいのはインパクト時の腰の開きに対して肩は開かないように我慢しているところ。

トップから体全体を回転してダウンスイングをしていますが、インパクトで体のパワーを球に伝えるために肩の開きを我慢しています。このまま腰と一緒に肩が回ってしまうと、フェースは開いてインパクトしてしまい、方向性も安定しなくなってしまいます。肩の開きを我慢することでその後のフォローもヘッドが走って気持ちよく振り切れます。

ペ・ソンウのドライバースイング連続写真

ペ ソンウ
(Samchully)
1994年3月1日生まれ。韓国出身。ツアー通算2勝。

体の回転が淀みない振り切れるスイング

トップで左ヒザが大きく屈伸することで、 体の軸はそのままに大きく右に体重移動 している。そこからヒザの高さを変えない ダウンスイングで体の上下動も無くして 安定したショット力を生んでいる。
ヘッドが下から 入るのを体の回転で カバー

体で打つ選手だから、ここぞの時に強い

ペソンウ選手はあまり手首を使わないスイングで、どちらかというと鈴木愛選手のように体の大きな筋肉を使ってスイングしています。ダウンスイングで、ヘッドが少し下から入っているように見えます。ここからインパクトまでヘッドを淀みなく動かせるということは腰ももちろん、体の回転を止めることなく動かすことができているということです。

稲見萌寧のドライバースイング連続写真

稲見萌寧
(都築電気)
1999年7月29日生まれ。東京都出身。ツアー通算1勝。

直立アドレスで力感無し。クラブの重さを感じられる

足と球との距離感を近くすることで力まないアドレスに
①両ヒジを曲げながらテークバックすることで、クラブの重さをより感じることができる。 ②カカトで地面を押し続けるような動きで、前傾角度をキープしている。

トップで力感を作るためにアドレスでは力感なしが良い

稲見選手は誰よりも球数を打って強くなった選手だと思います。それが顕著に表れているのが、アドレス。正直言ってまるで緊張感のないアドレスに見えますが、ここが彼女の良いところでもあります。アマチュアの多くはアドレスで力むことで、トップでは力感がなくなってしまう方が多いですが、稲見選手はその逆です。アドレスで緊張感を持たないことで、しっかりと右足に体重を乗せた力感のあるトップができています。

テークバックでも、球との距離が近いからこそ両腕を少し曲げたようなバックスイングになります。ここでクラブの重さを感じることができるので、その重さを生かしたダウンスイングになっています。

もちろん、球との距離が近いのでダウンスイングでは腰と肩をしっかりと回し続けることが必要になってきます。アマチュアの方はまず力感のないアドレスを作るために、稲見選手のようにヒザを曲げずに構えてみることをオススメします。

撮影トーナメント:第32回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント/ヤマハレディースオープン葛城/NEC軽井沢72ゴルフトーナメント/ヨネックスレディスゴルフトーナメント/第38回大王製紙エリエールレディスオープン
※写真は2019年時点のものです。

GOLF TODAY本誌 No.573 128〜141ページより


連続写真で見る女子力

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●PART1:渋野日向子のドライバースイングを連続写真で解説!
●PART2:女子ゴルフ黄金世代のドライバースイング連続写真【強さの秘密】
●PART3:2019年JLPGAトーナメント優勝者たちのドライバースイング徹底解説

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