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トップアマのゴルフ練習法|壁際で素振りをして スイングプレーンを修正

2020/12/07 ゴルフトゥデイ 編集部

「左の壁」ならぬ「正面の壁」を意識。フッカーでドライバーが苦手だった風間さん球を曲げないために編み出した練習法は、ストレートやフェードの習得にも応用できる。

GOLF TODAY本誌 No.582/113ページより

風間智行さん
(かざま ともゆき)
1965年4月23日生まれ。神奈川県出身。2004年「日本ミッドアマ」6位タイ。17年、19年「神奈川県シニアオープン」ローアマ。ドライバー平均飛距離250ヤード。ベストスコア65。

素振りは壁際やネット際で! そしてボールを打つ練習はペットボトルを使う!

壁、生け垣、ネットなどと平行に立ち、ヘッドがぎりぎりの位置で構える。
テークバックで壁に当たるときはアウトサイドインになり過ぎ。
フォローで当たる場合はインサイドアウトになり過ぎ。
飛球線よりも左に置いたボトルに当てないように振ることでインに引き込むクセを解消できる。
飛球線よりも右に置いたボトルに当てないように振ればアウトに出し過ぎるクセが直る。

壁と平行にアドレスし 当てないように振る

スイングプレーンをイメージするために壁を意識した素振りをしています。壁といっても左サイドの壁のことではなく、体を壁の正面に向けてアドレスし、そのままクラブを振ります。体重が右に残ってフォローがアウトに出すぎるのが私のクセですが、壁ぎりぎりにヘッドを置いて構えるとそれ以上アウトには振れなくなるので、自然とオンプレーンが身につきます。

といってもいきなり壁に向かってのフルスイングは恐怖心があります。飛球線に沿ってひもを貼ったり、キャディバッグを置いたりする方法もありますが、ちょうどいいのはゴルフ場ならどこにでもある生け垣を利用した練習です。生け垣ならヘッドが木の葉に多少触れても大丈夫なのでフルスイングでも怖くありません。

また、壁や生け垣に対してスタンスをオープンやクローズにすれば、ドローやフェードの練習にもなります。

風間流・カベ素振り応用術

フェードとドローのスイングプレーンを固める

壁に対してクローズに構えクラブは壁と平行に振る(左)。壁に対してオープンに構えクラブは壁と平行に振る(右)。

スコアアップアイテム

ペットボトル

球を打ちながらプレーンを修正するときは目印にペットボトルを使います。クラブが短いとヘッド軌道の円弧が小さく難しいので5番くらいがオススメ。練習の合間に水分補給もできます。


得意クラブ:3W
「1Wが下手なのでひたすら3Wを練習しました。飛行機のタッチ&ゴーのイメージで入射角を浅くするのがコツです」

練習回数:年数回(60球)
「練習場にはめったに行きませんが、ラウンド後は必ずアプローチとショットを練習して帰ります」

ラウンド数:年90回
「スイングを崩す元なので遊びのゴルフでも無理に狙ったりしません。マネジメント第一で回ります」

過去1年のベスト&ワーストスコア
2020年8月 スコア「69」/鎌倉CC(プライベート)
「コースも難しくはなく、リラックスして回れたのでミスらしいミスもほとんどありませんでした」

2020年4月 スコア「84」/フォレスト鳴沢ゴルフ&CC(プライベート)
「雨と風が強くてアゲンストのパー4ホールでは、1Wと3Wでもグリーンに届かないこともありました」

協力/ウィンズラジャゴルフステーション戸塚
※アマチュアにはボランティアで協力していただいています。


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