「胸」と「腹」を使うのが正しい呼吸の在り方

パソコン、スマートフォンを多用する現代人は、日常的にゴルフの上達を妨げる姿勢をしています。

おおげさな表現かもしれないが、あながち間違っていないのが現実なのです。ここ数年、よく取りざたされる“スマホ首(ストレートネック)”は頭が体の前面に傾いた状態ですが、その多くは少なからず背筋が曲がった猫背であることが多い。そして、そうした姿勢の人の多くは呼吸が浅く、一回で吸える量が少なくなるため回数は多く、そのせいで肩や首の筋肉を使った呼吸になり肩コリや悪い姿勢が助長されます。

では、なぜ姿勢が悪いとゴルフが上達しないのか。それは、正しいアドレスが取れなくなるからです。たとえば、猫背のアドレスはお腹に力が入らない(腹圧が弱い)=前傾を維持できません。お腹に力が入らないと、代わりに肩が力んだりもします。そのため、スムーズなスイングができず、様々なミスが起きる。これだけでなく、姿勢の悪さが起こす弊害は、とても多いのです。

そして、その姿勢を正すのが呼吸。正しい呼吸は「胸」と「腹」、その両方を使って行います。これを読んでいるほとんどの人が、「なんだそれは?」という感想を抱くはず。日常的に運動していたり、プロアスリートでもない現代人の感覚では、それが正常なのです。

正しい呼吸ができるようになると、横隔膜が動くようになり、腹圧も高くすることができるようになります。肩からは力みが抜け、前傾をキープするうえで必要な腹圧も入れられるようになります。だから、ツアープロたちのアドレスは美しい。まずは、ゴルフにおいて「呼吸と姿勢」がいかに重要かを認識してください。次回は、正しい呼吸とはどういったものかを解説します。

DO-1 GOLF BY MAB
店長兼ヘッドトレーナー
鈴木誉也

DO-1 GOLF BY MABのヘッドトレーナーを務めながら、2020東京五輪メディカルスタッフ、また大学・高校のチアリーディング部のトレーナーとしても活躍中。
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、鍼灸あん摩マッサージ指圧師。

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ゴルフが上手くなる『呼吸と姿勢』

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