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独学とレッスン、ゴルフが上手くなるコツとは何か?

【ゴルフトレンドウォッチャー】コヤマカズヒロのYouTubeをチラ見せ!

2022/02/28 ゴルフサプリ編集部

初心者

各種ゴルフメディアはもちろんYouTuberとしても活躍中のゴルフトレンドウォッチャー、コヤマ・カズヒロ氏の人気YouTubeチャンネル「コヤマカズヒロのYouTube【ゴルフトレンドウォッチャー】」を記事化!
ゴルフ業界の旬なネタ、ゴルフ経験値が高まりそうな話、ギア関連のマニアックな話などなど。コヤマ・カズヒロ氏の一人語りをチラッとお見せします!

独学か?レッスンか?ゴルファーにとって大事なテーマです

独学

ゴルフは独学で上手くなるのか、それともレッスンを受けた方がいいのか、今回はそんな話をしたいと思います。

独学でゴルフをやっている人って多いですよね。一回もレッスンを受けたことがないという人も結構いると思います。
独学で上手くなった人がいる一方で、自分が思い描くような上達を実現できていない人も沢山います。そういう人が「レッスンを受けた方がいいのかな」と思い始めるんじゃないでしょうか?

ぼくも、「レッスン受けた方がいいんですかね?」「どこかいいとこ紹介してもらえませんか?」と聞かれることがあります。
意外とレッスンを受ける、受けないという問題がゴルファーにとって大事なテーマのような気がします。

4つのパターン分けからわかることとは?

パターン

ゴルファーのレッスンに関するパターンは、だいたい4つに分かれると思います。

①独学で始めて、そのまま上手くなった人。
これが理想的といえば理想的。こういう人もいるんですよね。

②レッスンを受けて上手くなった人。
費用はかかりますけど、レッスンを受けて上達した人です。

③独学で練習もしているけど、なかなか上手くならない、思ったようには上手くなっていない人。

④レッスンを受けているけど、なかなか上手くならない人。
費用がかかってなおかつ上手くなっていない、一番好ましくないパターンですね。

こうやって整理すると、なんとなく問題が分かりやすくなります。
「レッスンを受けないと上手くならないのか」というと、独学で上手くなる人もいるので、その答えとしては“NO”ですよね。

じゃあ、「レッスンを受けたら上手くなるのか」というと、レッスンを受けてもなかなか上手くならない人もいるので、それも“NO”です。

独学で練習して上手くなるのが理想的ですけど、独学で上手くなる人はそんなに多くはないと思うんです。
上手くなるレベルにもよりますけど、シングルになれる人は、たぶん100人中5人もいないと思うんですよ。100切ってる人や90切ってる人はたくさんいますけどね。
運動神経やゴルフのセンスに本当に恵まれた人、プロになったり競技でめちゃめちゃ活躍するような人だけが独学で上手くなるんじゃないかなと思います。

レッスンに行くと自分の悩みや直したいところをコーチに伝えますよね?
でも、そこは直されずに全然違う関係ないとこを指摘されて、やっているうちに結果的に直したかったとこ以外の部分も直っていることがあります。
腕のいいコーチだとそういうことができるケースが多いです。

なので、レッスンを受けると独学よりは上手くなる可能性が高いだろうというのは、みなさん納得できるんじゃないでしょうか。

その代わりレッスンは費用もかかるし、費用をかけたにも関わらず上手くならない、上手くいかないこともあるわけです。そこがレッスンを受けるある種のリスクですよね。
教えてもらったけどできないというだけじゃなく、かえってよくわからなくなってバラバラになってしまうこともゼロではないわけです。そういう怖さもあります。

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大事なのは知識だけじゃなく“コツ”をつかむこと

コヤマさん

せっかくお金を払って、時間も情熱も費やしてレッスンを受けたり練習しても、上手くなったりならなかったり、結果が出るかどうかわからないという不確実なところがあります。
なぜそんな不確実なことが起きるかのか。
その原因のひとつは、ゴルフは“コツ”のスポーツだということなんです。

コツをつかむと上手くなれるんですけど、そのコツが習得できないと10年努力しても20年、30年努力しても停滞するんですね。
始めたときはスッと上手くなるかもしれないですけど、そこからずっと停滞する人ってすごく多いです。
なかなか壁を破れない、というようなことが起きやすいのがゴルフというスポーツの特徴じゃないかと思います。

なので、独学がいいかレッスンがいいかという問題の肝は、この“コツ”だと思うんです。
YouTubeを見たり、独学で練習してパッとそのコツをつかむ人もいるし、レッスンで何かしらヒントをもらってドリルをやってくうちにコツをつかむ人もいるんですよね。

でもレッスンをしてもそのコツがつかめない人もいる。上手くいったりいかなかったりするという不確実なことが起きるわけです。

じゃあ、「そのコツってなんなの?」といわれると、なかなか説明しづらいですけど、ひとつ言えることは、『理屈じゃない』ということです。
レッスン本を読んだりYouTubeを見たり、レッスンで教えられたりすることっていうのは、それは“知識”であって、“コツ”とはちょっと違うんです。それを知ったからといってできるわけではないんですよね。

いろんなレッスンを受けても上手くいっていない人は、ちょっと頭が働きすぎなのかな、という気がします。
頭の中で理屈として理解することではなく、実際にやってみたり取り組んでみて、あるとき「あっ、これか!」とつかむものがあるわけです。それが“コツ”なんですね。

ちなみにみなさん、けん玉やったことありますか?
けん玉って意外とゴルフに似てると思うんですよ。ぼくはけん玉やったことないですけど(笑)
「手首を動かして球が浮きます、球に穴があります、剣先に球を入れるとできます」と、教えられてもやっぱりできないんです。
何度もやってるうちに力加減やポジショニング、球の操り方がちょっとわかってきて、いつの間にかできるようになるんですよね。

大事なのは、知識を得ること以上にその“コツ”をつかむこと。ゴルフクラブを上手く操るためのコツを習得することなんですよ。
それがゴルフが上手くなるひとつのカギなんです。

そう考えると、独学でやるのがいいのか、レッスンを受けるのがいいのか、レッスンを受けるなら誰に受けるのがいいのか、そういう問題がなんとなく見えてくるんじゃないでしょうか。
どうやったら自分がそのコツをつかめるかということを考えて、上手くそのコツをつかむことが大事なんですね。
球を打つコツ、アプローチで寄せるコツ、パッテイングを上手く打つコツ。ゴルフにはさまざまなコツがあるのでそのコツをつかんでほしいんです。

そのためには、レッスンを受けてコツのつかみ方を促してくれる、なんとなく「あ、こうか!」というのを教えてくれる人がいるほうが、ぼくらのようなセンスがない人間にはいいんじゃないかなという気がしますね。
そのほうが上手くなる可能性は上がるんじゃないかと思います。

自分だけでコツをつかむのはやっぱりなかなかむずかしいんじゃないかな、というのがぼくの考えです。

知識ではなく、なにかしらフィーリングを得ることが実はゴルフの上達にとってはすごく大事なことで、場合によってはいろんな方の助言を得ることも大事なんです。
YouTubeや本、レッスン、それぞれ上手く活用してゴルフが上達できたらいいな、というそんなお話でした。

ぼくのレッスン歴の話や、最初に何を学べばよいのか?というところもお話しています!詳しくは動画をご覧ください!

コヤマカズヒロ

児山和弘。1974年生まれ。学生時代には富士桜カントリークラブなどでアルバイトを経験。中古ゴルフFCチェーン「ゴルフパートナー」の立ち上げに参加、以後、ゴルフ業界に。2005年に「39ゴルフ」(アーリーバードゴルフ)設立。用品販売を行いつつ、オリジナルブランド製品を開発。2012年、フリーに転身し、ゴルフ用品からツアー情報まで、幅広く執筆するゴルフライターとしてゴルフトゥデイやゴルフサプリといった各種ゴルフメディアなどを通じて活動を開始。2013年、オウンドメディアの運営代行業を主業務とするメディアライトを設立。2018年にはYoutubeチャンネル「試打ラボ しだるTV」を開設。


【ゴルフトレンドウォッチャー】コヤマカズヒロのYoutubeをチラ見せ!

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