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ドライバー飛距離アップには、クラブとボールも重要!

もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話

2022/05/24 ゴルフサプリ編集部 もう少しでシングル

ゴルフ

ゴルフブロガーのもう少しでシングルです!前回の記事で、ヘッドスピードとミート率は飛距離の3要素の初速の構成要素となっているためどちらも重要と説明させていただきました。今回は飛距離アップにおけるクラブとボールの重要性と3要素の最適化の必要性を説明します。

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ゴルフ

前回の記事で飛距離をアップさせるには、初速の構成要素としてヘッドスピードとミート率の重要性を説明させていただきました。今回は、飛距離の3要素に影響を与える要因を考えてみたいと思います。

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復習になりますが、飛距離の3要素はボールスピード(初速)、打ち出し角、バックスピン量です。これらの3要素を最適化することで、ゴルファーはドライバーの飛距離を最大化することができます。トラックマン等の弾道測定器が普及したことで、プロゴルファーの飛距離は過去20年で20ヤード以上伸びていると言われています。

一方で、残念ながらアマチュアゴルファーの飛距離はあまり変わっていないようです。アマチュアゴルファーは弾道測定器を使える機会が少ないので、飛距離の3要素が最適化できていないのが原因ではないかと推測しています。

飛距離の3要素

● ボールスピード(初速)
● 打ち出し角
● バックスピン量

では、飛距離の3要素に影響を与える要因を整理してみましょう。主な要因としては、ヘッドスピード、クラブ軌道、ゴルフクラブ、ボールです。
ヘッドスピードは前回説明していますので省略します。
レッスンプロではないのでクラブ軌道も簡単に説明します。クラブ軌道は打ち出し角とバックスピン量に大きく影響します。ドライバーをアイアンと同じようにダウンブローで打ってしまうと、打ち出し角は低くなりますし、バックスピン量も増えてしまい、飛距離をロスしてしまうことになります。ドライバーをアッパー軌道で打ち、打ち出し角とバックスピン量を最適化することができれば、飛距離アップが期待できます。

残りのクラブとボールについてはこの後説明させていただきます。

3要素に影響を与える要因

● ヘッドスピード
● クラブ軌道
● クラブ
● ボール

ドラコンプロが使うドライバーはどんなもの?

ドライバー

クラブは飛距離の3要素すべてに影響を与えていて、ヘッドとシャフトを変えることで飛距離は簡単にアップさせることができます。例えば、みなさんはドラコンプロが使っているドライバーがどのようなものか知ってますか?

主な特徴としては、ヘッドのロフトは低ロフトで軽め、シャフトは軽量で長尺です。私はヘッドスピードも速いので、シャフトは硬くて重め、ヘッドも重めと勝手に思っていましたので、初めて知った時にはビックリしました。

私も過去にドラコン用のドライバーを作ったことがあります。ヘッドはテーラーメイドのM5、シャフトはドラコンプロ監修のもので46.5インチ。M5のヘッドは日本未発売の440ccと小ぶりで、さらに調整機能のウェイトを外しましたので、ヘッドの重量は190g程度でした。シャフトも40g台で柔らかく、しなり戻りを上手く活用できるモデルでした。このドラコン用のドライバーに変えるだけで、ヘッドスピードは簡単に3m/sぐらいアップさせることができ、その分飛距離をアップさせることができました。

現在も、私のラウンド用のドライバーはシャフトが46インチと通常よりも長いものを使っています。

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ボールを変えるだけで飛距離が伸びる!

ゴルフボール

ボールも影響の大小はありますが飛距離の3要素にすべて関係しています。イメージしやすいのが、練習場ではレンジボールという飛ばないボールが使われています。ラウンドで使うコースボールと比較すると1割ぐらい飛距離が落ちるように作られていますので、ラウンドと比べて飛距離が出ないことをみなさんも体験済みだと思います。

ゴルフボールにも、飛距離が出やすいディスタンス系、スピンがかかりやすいスピン系、両方の良い点をと入れたバランス系の3種類があります。

スピン系やバランス系のボールを使っている方がディスタンス系のボールに変えれば簡単に飛距離を伸ばすことができます。公式競技では使えませんが、ルール不適合の高反発ゴルフボールを使えば簡単に10ヤード以上伸ばすことができるようです。

実はルール適合のボールの中にも簡単に飛距離が伸びるものがあります。私はSRIXONのX2というディスタンス系のボールを過去に使っていました。このボールに変えたことで、ドライバーもアイアンも10ヤードぐらい飛距離がアップしました。今年の4月にさらに飛距離性能がアップされたX3という新しいボールが発売されましたので、一度試してみようかと思ってます。

ただ、ディスタンス系のボールはスピン量が少なくなってしまうので、アプローチが止まりづらくなるなどのデメリットは出てきてしまうので、その点はメリット、デメリットを考えて使う必要があります。

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3要素を最適化するために弾道測定器を活用しましょう!

弾道測定器

再度になりますが、ドライバーの飛距離アップを目指すには、初速、打ち出し角、バックスピン量を最適化することが重要です。ただ、打ち出し角、バックスピン量を計測するには弾道測定器が必要になります。
最近ではトラックマン等の弾道測定器が設置された練習場も増えてきています。残念ながら私の自宅の近所にはそうした練習場がありませんので、私はガーミンのApproach R10を購入しました。新しいドライバーを購入するよりは弾道測定器に投資した方が飛距離アップにつながると考えました。R10を普段使っている練習場に持ち込んで、ショットデータを計測しています。

私の場合ですと、ドライバーがアッパー軌道で打てていないことが多く、打ち出し角が低く、バックスピン量も多めで飛距離のロスにつながっています。普通の練習場なのでレンジボールにはなりますが、スイング軌道とクラブの最適化し、飛距離アップにつなげるには弾道測定器は重要だと思います。

みなさんも一度弾道測定器の使える練習場を探して、現状のデータを確認してみてはいかがでしょうか?

それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。

プロフィール

    もう少しでシングル(ペンネーム)
    東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGA/USGAハンディキャップは7.5。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営。


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