グリーンの傾斜を教えてくれる『サブスク・アプリ』があるって知ってた?
野村タケオが腕時計型の距離計測器にアプリをインストール!
距離計測機ではおなじみとなっているGAMRMINが、有料サブスクリプションでグリーンの傾斜情報を見ることができる機能を追加! というわけで、さっそくアプリをインストールして野村タケオがコースで試してきたよ!
撮影/野村タケオ
GARMINの距離計測機に新機能が追加されたよ!
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。
みなさんはパットは得意ですか? 僕はけっこう得意な方なのですが、さすがに初めてラウンドするコースとかでは、傾斜がイマイチわからず、全然入らないときもあります。キャディさんがいればいいのですが、最近はほぼセルフプレーなので、うねっているグリーンではどっちに曲がるのか全くわからなかったり。プロが持っているようなグリーンの傾斜図とかがあればいいのですが、そんなのなかなか手に入らないし・・・などと思っていたら。
なんとGARMINの距離計測器に、有料サブスクリプションでグリーンの傾斜情報を見ることができる機能が加わったとか!
いったいどんな機能なのでしょうか?これは試さずにはいられないっす!
登録簡単!さっそくポチってインストール!
GARMINといえば、僕は腕時計型のApproach S62というモデルを使っているので、さっそく有料サブスクをポチッとしてみました。S62と連携させているGarmin Golfアプリから簡単に登録できちゃいました。サブスクの料金は「1180円/月」の月間プランか「11800円/年」の年間プランを選べます。1ヶ月のトライアル期間があるので、とりあえずお試しってのができるのでありがたいっす!
このサブスクにはグリーンの傾斜情報の他にも対応計測器を持っていれば全世界約42000コースをバーチャルラウンドしたり、弾道測定のときに撮影したスイング動画をクラウドに保存できるサービスも含まれています。残念ながら僕は対応計測器を持っていませんが。
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コースで傾斜情報機能をチェック!
これが勾配を表す画面ということで、グリーンの傾斜が分かるんですね。ピンク色の部分が一番高く、そこから赤→オレンジ→黄色→緑→水色→白とだんだん低くなっているということ。これはとても分かりやすい。
そしてその上にボールが転がる方向を矢印で示してあります。矢印でボールが転がる方向が分かるなんて、まるでゴルフゲームをやっているような感覚で、とてもわかりやすいですよね。画面は拡大することもできるので、腕時計型の画面でもとても見やすいです。
画面を拡大すれば、腕時計の小さい画面でも見やすい。そして、ピン位置も自分で任意の位置にグリグリと動かすことが出来ます。その日のピンシートがあるのなら、それに合わせてピン位置を移動させれば、これから打つパットがどう曲がるかというのがすぐに分かる!なかなか素晴らしい機能ですよね。
これは高度が分かる画面で、グリーンの傾斜を等高線で表示しています。緑の濃い部分が一番高く、低くなるにつれてだんだん緑が薄くなり、黄色っぽいところが一番低いということになります。この画面だとグリーンがどううねっているのかがとてもわかりやすいですね。
このグリーン傾斜情報の画面を出すことができるのは、僕が使っている腕時計型のApproach S62の他に、同じ腕時計型のS60があります。他にもスコープ型のApproach Z82やスマホのような形状のApproach G80でも使えます。G80なんかは画面がかなり大きいのでさらに見やすいでしょうね。
そして実はスマホのGARMIN GOLFアプリでも使うことができるんです。それが下の写真の画面。
スマホの画面だと大きくてかなり見やすい。勾配画面と等高線画面の切り替えも簡単。やはり画面が大きいので、とても見やすいっすね。この画面はコース設定をしてやれば、コースにいなくても見ることができるので、ラウンド前にグリーン傾斜の予習をしたりもできますよね。「もしここにピンが切られていたら、このあたりに乗せれば得意のラインになるな」とかね。
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グリーンの傾斜情報機能、どう使うのが効果的?
基本的にはグリーンに乗ったときに、ラインを読むために使うわけです。ポテトチップのようなグリーンの場合、グリーン周りの景色やいろんな傾斜に惑わされて、全くラインがわからなくなりがちです。そういうときには、この傾斜情報は本当に便利です。
でもそれだけではなく、コースマネジメントにも最適。グリーンを狙うショットのときに、今日のピン位置がどんな傾斜にあるのかを確認すれば、どこを狙えばパットが優しくなるかがわかるわけです。ただ、アマチュアにはそこまでのショット力がなかなかないので、狙い通りに打てるのか?ってとこはありますが。
しかしグリーン周りからのアプローチであれば、傾斜はとても参考になります。どこに落とせば寄りやすいか?上りのパットにするにはどこを狙えばいいのか?アプローチなら、ある程度アマチュアでも狙えますよね。そういうマネジメントができるようになってくると、だんだんスコアが良くなってくるわけです。
GARMINのグリーン傾斜情報を試してみましたが、予想以上に出来が良く、ラウンドでも役立つ機能でした。操作もとてもシンプルだし、画面もとても分かりやすい。距離計測機能と一体となっているので、とても自然に使えます。ただ有料の機能なので、その金額をどう考えるかってとこですかね。年間契約にすれば、980円/月なので、一ヶ月に数ラウンドする人なら、そんなに高くないのかな~と思います。GARMINの弾道計測器を持っている人なら、バーチャルラウンドもできるので、かなりお得感があるんじゃないでしょうか。
とりあえす、有料サブスクは1ヶ月のトライアル期間があるので、ラウンド前に登録して、コースで実際に試してみるってのがいいんじゃないでしょうか。
<取材・文> ゴルフバカイラストレーター 野村タケオ
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