ゴルフカートとは

ゴルフバッグは、クラブ14本+バッグ+荷物で12kg程度。4人分持つと大体50kg近くになるので、人力で運ぶのは無理ですよね。ですから、便利なカートに乗せてもらって回るのが一般的です。

ゴルフカートは、あらかじめ定められたコースをメインに走る電磁誘導式ゴルフカートと、ハンドル操作でゴルフ場を自由に運転可能なマニュアル式ゴルフカートがあります。リモコン付きのカートも、自走式のカートも、基本的にはその組の中でもっとも慣れているプレーヤーに操縦してもらいましょう。

カートにコースナビがついてる場合、コースの攻め方もグリーンの傾斜も、はたまたコンペの際の各組の途中経過のスコアなども見ることができて非常に便利です。前の組のカートがどの位置にあるのかも見れるので、打ち込み防止にも役立ちますから、セルフでは欠かせない機能と言ってもいいくらいですね。

カート上で、プレーヤー同士の会話を楽しんだり、プレーとプレーの間の一コマでお菓子やドリンクを楽しんだり、ただゆっくりと景色を見ながら乗り物に乗るというのはそれだけでも楽しく、ゴルフの醍醐味の一つです。
カートがゴルフには欠かせないものなのは間違いない!

ですが、私のおススメはカートには乗らないでプレーすることです。

コースは歩いてみないとわからない

ゴルフコースは、設計者が様々な戦略を盛り込んで作っています。ティーグラウンドから見る景色と、しばらくフェアウェイを歩いてから見えてくる景色が全く違っているなんてことはよくあります。

カートの走るカートパスは、コースの端っこの方に設置されています。ほぼ、ミスショットした時にしか行かないような場所ばかりを走ります(笑) なので、当たり前ですがコース全体を見るのには向いていません。実は、景色もそんなに良くないです。なんせ、ミスショットした時に歩く場所なんですから。

ゴルフ上達のためには、プロがプレーする時のようにコースを歩いてプレーをすることをおススメします。そうするとコースの事を覚えますし、自分が次に回る時にどういうプレーをしようかも考えることができます。

そもそも芝生の上を歩くのは、ふかふかの絨毯の上を歩いているようなもので、凄く気持ちが良いです。そして、メンテナンスの違いや芝質の違いなど、足の裏から伝わる情報は結構一杯あります。それはプレーの技術レベルに関わらず絶対に感じられるものです。

いいショットを打って、フェアウェイの真ん中を歩いて、コース設計者がどんな想いを込めてコース作って、管理の方がどんな思いでメンテナンスをしているのかも感じながらプレーさせてもらわないとプレーフィーもったいないですよ!

プレーに余裕のある上級者は、目土袋をもって歩いて、フェアウェイのディポットを直して歩くのもマナーですよ。

カートに乗らなくてはいけない時

ですが!以下のような時には、しっかりカートに乗りましょう。また、プレーファーストで後ろの方に迷惑がかからないようにカートとうまく付き合ってプレーをしましょうね。

歩くのが危険な急傾斜
急傾斜で滑りやすそうなところでは迷わずカートに乗りましょう。ゴルフコースでアキレス腱断裂など、何度か聞いたことのある事象です。特に普段歩く量が少ないと思っている方は、要注意です。

距離のあるホール間の移動
すぐそこに次のティーグラウンドがあるホールでは、むしろカートに乗る時間がもったいないことがありますが、乗ってしばらく「こんなに遠いの?」と思わされるホール間の移動ってありますよね。

打ち込みが危ないと思われる場所
隣コースなどから打ち込まれやすいレイアウトって大体決まっています。特にセルフの時、自分の右側に隣ホールがある場合は特に注意!(ゴルファーはスライスのミスが多い!)

コースに指定されている場所
橋が架かっているところなど、カートでの移動が指定されているところまで歩くのはエゴですからコースの指示に従いましょう。

あと、当たり前ですが真夏のプレーは積極的にカート乗りましょうね!カートに乗らないなら、傘で直射日光をなるべく避けるように注意してください。私も40代ですが、最近急に「あれ?昔は大丈夫だったのに…」という事が増えてきました。同年代以上は「わかる!」となるでしょ?!

これは本当に気をつけた方が良いです。最近、私も頑張りすぎて恐らく半分熱中症。後半疲れてクラブ振れなくなっちゃって、OB・ダフリ連発とかありました。自戒も込めて、熱中症対策啓蒙していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!



文・名取 確

逆上がりできないティーチングプロ(ペンネーム)
世田谷区在住。世田谷区喜多見で≪ゴルフのある人生を共に歩もう≫をテーマに、インドアゴルフ練習場EndlessGolfを運営しています。ティーチングプロと不動産業のリアル二刀流。一生ゴルフで感動し続けられる仲間をたくさん作りたい想いの溢れる40代です。


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