澁澤莉絵留、2022年の夏を振り返る「シーズン終盤戦も頑張るぞ!」
注目のミレニアム世代! 女子プロ・澁澤りえるのゴルフ奮闘記「ツアー初優勝への道」|第4回
2000年生まれ「ミレニアム世代」の中心選手・澁澤莉絵留。プロテスト前からその道のりをレポートしてきたゴルフサプリでは引き続き、プロ3年目を迎える彼女の奮闘ぶりに注目! 今季目指すは「ツアー初優勝」。ツアーでのエピソード、いま取り組んでいる練習、トレーニング、プライベートまで……21歳の素顔をお届けします。
母校の後輩たちからパワーをもらいました!
7月、8月はオープンウイークが何度かあったので、ツアー前半戦の反省を踏まえて普段できない時間を過ごしてきました。まず挑戦したのがパターの練習スタジオ。
「TOURPUTT」というスタジオなのですが、いろいろなラインから打てたり、自分の苦手なラインを集中的に練習したり、リズム、振り幅など技術的なところもしっかりチェックすることができるんです。練習場で打っているだけではわからないことも手に取るようにわかり、すごく勉強になりました。
そして、8月上旬には、栃木県で行われた「緑の甲子園」と呼ばれる全国高等学校ゴルフ選手権の、母校(沖学園)のお手伝いに行ってきました。カートの運転をしたり、少しアドバイスもさせてもらったり! 自分の高校生のころがすごく懐かしく感じました。というよりも、それ以上に高校生ならではの感性や思い切り感を逆に学ばせてもらい、パワーをもらってきました(笑)。
男子個人の部では沖学園の林田直也選手が、2日間67、65と見事なスコアを叩き出して優勝! 今後の活躍がますます楽しみです。
それから、8月10日には新潟県で開催された「サトウ食品 チャリティゴルフペアマッチ2022」に参加させていただきました。男子プロと女子プロがペアを組んで、前半9ホールをフォアボール、後半9ホールをフォアサムでプレーするというトーナメントで、ペアのお相手は、九州で知り合った古川雄大プロ。男子ツアーでも活躍している方なので間近でプレーを見てとても勉強になりました。特にパターはアドバイスをいただいてから今でも好調をキープしています!
また8月下旬には鳥取県開催のステップ・アップ・ツアー「山陰ご縁むす美レディース」に出場。少し早めにコース入りしたので、練習のあとに砂丘に行ったり、たまたま花火を観られたり、夏のいい思い出ができました♪
残念ながらプレーがかみ合わず予選落ちに終わりましたが、ツアー終盤戦に向けて英気を養えました。頑張ります!
澁澤 莉絵留
しぶさわ りえる
(清水建設)
2000年12月24日生まれ。群馬県出身。160㎝。A型。
2019年プロテスト合格。
ツアールーキーとして挑んだ20-21シーズンは、JLPGAツアーに19試合、ステップ・アップ・ツアーに16試合出場。キャリア最高位は、ステップ・アップ・ツアー「SkyレディースABC」の4位タイ。プロ3年目となる今シーズン(22年)、ツアー初優勝を目指す。
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