方向性が合う!ストロークが安定する!イメージ通りのパットが打てる!ゴルフトゥデイ11月号付録『Aim Putt』はなぜいいのか
多機能パット練習器『Aim Putt』でパットマスターになる!
ゴルフトゥデイの11月号・特別付録『Aim Putt』。パターレッスン専用スタジオ「パットラボ」を主宰するパットのエキスパート・大本研太郎とゴルフトゥデイ編集部が共同で開発した多機能練習器だ。その最大の売りはイメージと実践のギャップがどんどん埋まってイメージ通りのパットが打てるようになること。もちろん活用の仕方次第で弱点の克服も可能。ではさっそく『Aim Putt』の特徴とその使い方を紹介しよう。
取材・構成・文/岸 和也 写真・圓岡紀夫 協力/横浜カントリークラブ
GOLF TODAY本誌 No.605/40〜47ページより
『Aim Putt』のここがイイ!その1 イメージの世界でプレーできるようになる
パターをスクエアにセットするのはいいことじゃない!?
パットとショットは同じ感覚でつながっていることがわかる。
パットではイメージ作りが大切ですが、一言でイメージと言っても、ストロークイメージ、ラインイメージ、ターゲットイメージ、インパクト音のイメージなど様々あります。
とりわけ大事なのはターゲットイメージ。
文字通りターゲットに向かってどう打つかイメージすることですが、多くのプレーヤーはこれが不十分。
その原因の一つになっているのが目標合わせです。
アマチュアゴルファーのほとんどは、ターゲットに対してスクエアに構え、フェースを目標に向けることに心血を注いでいると思いますが、実は杓子定規にスクエアにセットするのはいいことではありません。
重要なのは自分のイメージの世界で正しくセットアップすることです。
イメージを具現化するために生まれたパット練習器。
例えば目標に対してフェースが開いていようが閉じていようが、自分の中でスクエアな感覚があればそれでいい。
フェースを開いてセットすれば閉じて打ち、閉じてセットすれば開いて打つからです。
実はこれ、ショットからつながっている感覚で、パット巧者のパターの向きはショットと同様になっています。
そしてこうするには自分のイメージを拠り所にするしかありません。
人間である限り、イメージの世界でプレーしないことには本格的なパフォーマンスアップは望めないのです。
パター巧者の打ち方・構え方を参考に自分のスタイルを見つけよう!
「パットに型なし」といわれるように、パターはどのような構え方でも打ち方でも、カップインするのなら問題ない。大事なのは...
『Aim Putt』のここがイイ!その2 反復練習で左脳に落とし込み、実戦では右脳に託してプレーできる
『Aim Putt』で現実の練習をイメージ化していく
前置きが長くなりましたが『Aim Putt』はイメージの世界でプレーできるようになることを第一に作られています。
自分のベースとなるフェース向きを知り、ストロークを知る。イメージまでトータルして自分のスタイルを知るための練習器具というわけです。
とはいえ、やることはシンプルで『Aim Putt』を使って練習するだけ。
『Aim Putt』の長さや幅はカップの直径やパターブレードの長さに合わせてあります。また、白が浮き出てイメージしやすいモノトーンの配色にするなど、なるべく現実に脳を向けずイメージで展開できるようにあつらえました。
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ボール位置と同じ場所に『AimPutt』を置いて打つだけでもイメージ作りに役立つ。
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カップまでのラインイメージが明確にできるのも『AimPutt』ならでは。
パターヘッドの長さとカップの直径はほぼ等しいのですが、みなさんには意外とそのイメージがありません。
打ったボールが両者を結ぶ帯の間にあり続ければカップインするわけで、その映像をイメージすることや直径10.8cmのカップのイメージを作ることがとても大事。
専門的に言うと練習では左脳に落とし込み、実戦では右脳に託す。現実の練習をイメージ化していくということになります。
プロがめったに3パットしないのは、練習で左脳に落とし込めているから。『Aim Putt』はその作業をやるための練習器です。
ゴルフではひたすら再現性を求められるので、あとは同じ作業を繰り返すだけです。
話が少し飛びますが、藤田さいきプロが今季好調なのはこのせい。
すなわち、同じことを繰り返し練習するうちに、パットとショットが同じであることに気づいて自分の中に落とし込めたからです。
閃きは地味に同じことをずっとやり続けている中で生まれます。
閃きとはイメージの世界に落とし込むこと。単純作業から何かに気づき、それをイメージ化できると強い。その力添えになるのが『AimPutt』なのです。
藤田さいきは夢を“正夢“にするのは自分と意識して”次“を求め続ける
経験を重ねれば重ねるほど、楽しさも苦しさも増していくのがゴルフ。フジサンケイレディスで2位だった藤田さいきのプレーぶり...
『Aim Putt』を使い、ひたすら繰り返し打つ
パターヘッドの間際の幅に『Aim Putt』を置きショットと同じイメージでストローク
また、通常練習器具は、アライメントならアライメント、スパットならスパットといったように一つの練習に特化されます。
でも、別々の器具で練習するのは現実的ではなく、一つでいろいろな種類の練習ができた方がいい。それを実現したのも『Aim Putt』のいいところです。
繰り返しますが、やっていただきたいのは『AimPutt』を使い、ひたすら繰り返し打つことです。
打つことに集中していただければ、使い方にも決まりはありません。
このあと参考までに練習メニューをいくつか紹介しますが、自分に役立つ自分なりの使い方をしてもらった方がずっといい。
やれば間違いなく上手くなります。なぜなら再現性が上がるからです。
そうなると真っすぐにしても、左右に打ち出すにしても安定しますから、それをショットの傾向と擦り合わせて自分の特性を見つけてください。
常に14本を照らし合わせながら練習していただくのがベスト。インパクトゾーンは全部一緒ですから。
そもそも『Aim Putt』ってどんなものなの?
似通ったスケールでカップとパターにイメージを結びつける
シンプルなL字型の『AimPutt』はカップとパターのスケールを反映した大きさになっている。
長さはカップの直径や一般的なパターのブレード長と、厚さはパターヘッドのそれとほぼ同じ。これがパットに重要なイメージ作りに大きく貢献する。
パーツの長さはカップの直径と同じ4.25インチ
一般的なパターのブレード長の上限と同じ7インチ
厚さは一般的なパターヘッドの厚さの上限と同じ2.5インチ
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『Aim Putt』の具体的な使い方をみていきましょう
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