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世界中のプロに愛された「i210 アイアン」の後継機種「i230」は、新しい伝説を作るために生まれ変わったアイアンである!

ピンゴルフの『i230 アイアン』をコースに持ち込み、ロマン派ゴルフ作家が検証する!

2022/12/01 ゴルフサプリ編集部 篠原嗣典

i230 アイアン

2023年1月19日に発売予定のピンの最新アイアン『i230 アイアン』は、『i210 アイアン』に勝てるのか?コースに持ち込んで、その真相をレポートする。

撮影/篠原嗣典

「i230」 は「i210」の勝利に磨かれ、勝利を義務付けられたアイアンなのである!

i230 アイアン

ピンゴルフは、2023年1月19日に『i230 アイアン』を発売する。

『i230 アイアン』は、世界中のプロに大好評だった『i210 アイアン』の後継機種である。『i210 アイアン』の発売は2018年9月。伝説といえるほどの実績を残し、ツアープロの武器として威力を発揮した。通常であれば2年でモデルチェンジするはずが、4年間も現役だったのは、使用しているツアープロからモデルチェンジして欲しくない、という要望があったからだと噂されていた。

2022年秋に『i230 アイアン』はツアー投入された。結果としては、看板契約プロの一人の渋野日向子が、練習もそこそこに実戦投入したのを筆頭に、試合で結果を出すことで新しいアイアンのポテンシャルの高さを証明することになった。

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『i230 アイアン』のコピーは、“勝利に磨かれたアイアン。”である。まさに勝利に磨かれ、勝利を重ねることが義務付けられたアイアンだと言えそうだ。

『i230 アイアン』の構造は、キャビティバックに蓋をした実質的には中空構造に近いものといえる。中央にある空洞には「エラストマー・インサート」が搭載されて、心地良い打感と打球音を生み出すそうだ。

角溝の角度と間隔を最適化し、溝の本数を増やしたことでスピン量を安定させ、ウェットな状況からもピンを狙いやすくなったようである。トゥ側のソール付近に高比重ウェイトを搭載して許容性のアップと、ミスヒットでもブレが少ないヘッドになった。

『i230 アイアン』で面白いのは、ロフトだ。ほぼクラシックなアイアンのロフトだといえるが、8番アイアンを中心に3.5度刻み、4度刻み、5度刻みを組み合わせて、番手間の距離差を11ヤードになるように考えたという。

ツアーアイアンらしいシンプルな機能美を感じさせるのが『i230 アイアン』の最大の特徴である。純正として用意されているシャフトも、スチールが5種類とカーボンが2種類が用意されている。今回は「N.S.PRO 950GH neo」のSフレックスを試打することになった。番手はフルセットで、3番〜9番、PW、UWでラウンドをした。

『i230 アイアン』は、ツアーアイアンとして、どんな進化をしたのかに注意しながら試打ラウンドをした。

飛距離を安定させて、スコアアップさせるために『i230 アイアン』は生まれてきたのだ!

i230 アイアン
「公平性を確保するため、試打取材の際には筆者が常用している「TOUR B」ボールを使用しています。」

『i230 アイアン』は、一見すると、実にシンプルに見えるアイアンだ。ツアーアイアンらしいのである。

最も好感を持った部分は、ロングアイアンのヘッドの大きさが『i210 アイアン』よりシャープになったことだ。

● 打音と打感:やや控え目な音量の打音、硬質と濡れ感がある音をブレンドしたような音質。しっかりと重めの打ち応え。手応えは、まあまあ敏感。
● 弾道:低めの高弾道。強いボールが出る。基本はストレートで、ややとらえる挙動がある。
● 飛距離:ロフトより少しだけ飛ぶ。スピン性能はその場で止まろうとする。前モデルより飛び、止まる。

ツアープロがすぐに新アイアンにチェンジできたことが理解できる気がしたほど、『i230 アイアン』は、スコアアップしやすいアイアンであると試打ラウンド中に何度も感じた。

具体的に書くと、クラシカルなアイアンより0.7番手飛ぶ感覚。「そんなに細かくたった1ラウンド(厳密には2ラウンド弱使ったが)でわかるのか?」と疑問をいただくかもしれないが、『i230 アイアン』の特徴の1つである、縦距離の安定が素晴らしいから可能だったのだ。

とにかく縦距離が合う。アイアンは何のために存在するかを証明するように、多少のミスでは縦距離は狂わないのだ。方向性に関しては、フェースの向きというか打ち出しがそのまま結果になる。

ピンゴルフのクラブ全体にいえるのだが、ややとらえる動きがあることがゼロ基準なっていると個人的には感じていて、ナチュラルに打つと自分の感覚より少し左に飛ぶ。そういうものだと考えて少し右を狙うことで、ビンビンにピンに絡むようになった。

個人的感想

個人的には45度ロフトのPWが使いやすくて快感だった。この1本だけを自分のバッグに入れても良い、と思ったほどである。普通のPWで100ヤードをキャリーさせるのに苦労しているパワーが衰えてきたゴルファーに、オススメしたい。やさしくて、オートマチックなクラブである。

そして19度ロフトの3番アイアンが良くできていて感心した。打ちやすく、ボールが上がり、飛距離が出るのだ。僕のヘッドスピード40m/sで、楽々キャリーで180ヤードが打てるのだ。

3番アイアンを打つことは最近ではほとんどないし、そもそもオプションとしても、3番アイアンがあるのが珍しいからだ。久しぶりに打ったが、難易度は6番アイアンで飛距離は2番アイアンという感じで興味深かった。

様々な事情で、やさしくて飛距離が出るロングアイアンが欲しいゴルファーはそれなりの数がいると思うが、『i230 アイアン』の3番は打ってみる価値がある。

『i230 アイアン』は伝説になりつつある『i210 アイアン』の後を継ぎ、新たな伝説のアイアンになると思う。ツアーアイアンとして、素晴らしい完成度で必要な要点をしっかりと押さえているからだ。

もしかすると最初は戸惑うゴルファーが多いかもしれない。打ち応えの重さが、最近はあまり感じないものであることと、ボールの弾道と打感がリンクしづらいからだ。でもその違和感は、あっという間に消える。

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『i230 アイアン』は、ピンゴルフらしく1本から買うことができる。どんなセッティングにするか?色々と考えるのも楽しい。僕は番手差が11ヤードまで開いているとは感じなかった。平均すれば、ちょうど10ヤードで計算して大丈夫だった。

スコアのためにどれだけ不可欠なアイテムなのか?それを知るためには、スコアに最大限影響しているアイアンを使わなければわからない。一度、高みを知ればそれより低いところがわかるのと同じように、アイアンによってスコアの貢献度が違うことは、貢献度の高いアイアンを使って初めてわかるのだ。

『i230 アイアン』は、色々なことを教えてくれるアイアンとしてオススメである。上手く使えば確実にスコアアップできるところが、素晴らしいのである。

そして、伝説のアイアン効果はトッププロだけではなく、普通のゴルファーにもちゃんと実感できるはずだ。すでに予約受付で大ヒットになっているという噂なので、欲しいゴルファーは急ぐのが正解である。




篠原嗣典

篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年生まれ。
東京都文京区生まれ。板橋区在住。中一でコースデビュー、以後、競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れる青春を過ごして、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、2000年にメルマガ【Golf Planet】を発行し、ゴルフエッセイストとしてでビュー。
試打インプレッションなどでも活躍中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。


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