安定したフェードを打つ練習方法はこれだった!フェースローテーションを見直そう
トップアマのゴルフ練習法|ヘッド軌道修正で強いフェードを打つ
思いどおりの球筋でボールを飛ばすには、フェースの向きとヘッド軌道をコントロールしなければならない。また、ボールがつかまった厚いインパクトを実現するためには適度なフェースローテーションが必要だ。
GOLF TODAY本誌 No.609/97ページより
取材・構成・文/吉田宏昭
協力/ドリームゴルフガーデン
※アマチュアにはボランティアで協力していただいています。
トップアマがやっている!ボールをつかまえる練習
ショットを曲げたくない意識があるとフォローでどうしても目標方向にヘッドを出してしまいがちです。
しかし、フェースローテーションを適切に使わないと球がつかまらず、インパクトが弱くなるので距離も出ません。
私はフェードヒッターなので球をしっかりつかまえないとフェードがスライスになってしまうので、ヘッドを目標よりも左方向に出していく練習をするようにしています。
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フェースを返してボールをつかまえます
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フェードを打つときは自分が思っている以上に左に振る必要がある。
ポイント
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フォローを目標方向に出すと球がつかまらない。
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フェースを返さないとプッシュスライスになりやすい。
練習器具を使ってイメージを作る
ヘッド軌道を確認する際には専用の練習器具を使っています。
太くてくっきりした赤いラインが嫌でも目に入るので、ボールやマークなど他の目印を置くよりヘッド軌道をイメージしやすく、そこから外れたときもはっきりと認識することができます。
実際に器具を使って練習を始めてみると、それまで自分がイメージしていた以上にフォローを左に出さないといけないことがわかり、安定したフェードが打てるようになりました。
さらに!トップアマ流パッティング上達法
レーザーポインターでパターの構えを修正
トゥとヒールの2カ所からレーザーを照射する練習用パターでアドレスをセルフチェック。
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(1)2本の線がターゲットの両側を指すのが正しい構え。
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(2)レーザーの線がターゲットの左を指し、トゥ側の線はボールで遮られている。フェースをかぶせてトゥ寄りにボールを置くクセがあることがわかった。
スコアアップアイテム
痛いところの両ワキをほぐすと腰痛がラクになります。テレビを見ながら毎日1時間くらいやっています。
今回のトップアマ
四宮安彦さん
(しみや・やすひこ)
1971年生まれ。千葉県出身。23歳でゴルフを始める。ギアや練習器具に目がなく、ドライバー以外はカスタム専用モデルを使用。旧カナリアガーデンCCでクラブチャンピオン。HC5、ベストスコア68。1W平均飛距離260ヤード。
パーソナルデータ
ラウンド回数 | 練習回数 | 得意クラブ |
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年60〜70回 | 週5回 | 9I |
「ハンデ10くらいの頃は150ラウンドくらいしていました。いまは距離が落ちましたがショートゲームは上達しています」 | 「アプローチが100〜120球、7Iのハーフショットが80球、最後にヘッドスピードを測りながら1Wを打ちます」 | 「ソールの抜けがいい『AF-306』(エポン)に替えてからインパクトでゆるむことがなくなりました」 |
過去1年のベスト&ワーストスコア
2022年7月 70 鹿野山GC(クラブ研修会)
「替えたばかりのアイアンの抜けが非常によくて気持ちよく回ることができました」
2022年10月 92 南総CC(千葉県アマ協会研修会)
「たまにあるのですがインパクトが弱くアイアンが10ヤード近く飛ばなくなっていました」
シングルになるまでの期間
始めた年齢・・・23歳
HC16・・・24歳
HC9・・・29歳
HC1・・・42歳
HC5・・・51歳(現在)
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