「ヘッドスピードUP=飛距離アップ」は間違い!? 実は、クラブのバランスもすごく重要なんです
ヘッドスピードがアップしたけれど、スピン量が増えてしまう
重田 「軽量シャフトに換えてヘッドスピードがアップしたからといって、飛距離が伸びるかというとそうでもないんです。ヘッドスピードが速くなって、初速もアップしたのはいいけれど、スピン量も増えてフケ上がったり、大きく曲がったりする。このパターンがほとんどです」
「最適スピン量といわれる2500回転ほどだった人が、3000回転とか4000回転とかまでいってしまうことが多いんです。100切りレベルでもともとサイドスピン量が多かった人は、さらにサイドスピン量が増えるので余計に曲がります」
重田 「カチャカチャが普及したせいでシャフトの交換が容易になり、容易になったおかげでシャフトの試し打ちが身近になった。身近になったことで、月イチゴルファーや100切りレベルのアマチュアもシャフトに関心を寄せる人が増えた。これはとてもいいことだと思います」
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「シャフトへの関心の高まりは、すなわち飛距離アップへの関心が高いことのあらわれ。レベルを問わずみんな、少しでも遠くへ飛ばしたいわけです。
そして、飛距離アップといえばすぐに思いつくのが『ヘッドスピード』で、これをいまより速くすれば飛距離アップも手に入るという考えがちょっと間違っているわけです。やはり自分のスイングやプレースタイルにマッチしたシャフトをチョイスしないと、飛距離を伸ばすことはできません」
文・宮川岳也(みやかわ たけや)
ゴルフ雑誌編集記者を経てフリーのゴルフライターに。レッスンやギアはもちろん、ゴルフの歴史などにも精通。また、無類のスイングマニアで、スイング理論が大好き。ここ数年は競技ゴルフに明け暮れ、毎日の練習を自らに課している。
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