花道からの寄せでダフリやトップが出て80オーバー...もったいないミスの原因は右足体重だった!修正ドリルをプロが伝授
【新連載】ミスショットを3分で修正する!Vol.2
70台前半で回る実力がありながら、花道からの寄せでダフリやトップが出て80オーバー。もったいないミスを減らし80以上打たないようにするための原因と対策を小暮プロに伝授してもらった。
GOLF TODAY 本誌 No.611 105ページより
取材協力/筑波東急ゴルフクラブ 撮影/圓岡紀夫
取材・文/吉田宏昭
鈴木さんのお困りミスショット
花道から寄せワンのチャンスが、ダフリとトップで台無し
鈴木徹也さん
(すずき・てつや)
1980年生まれ。ゴルフ歴25年、ハンデ4、ベストスコア70。ヘッドスピード45m/s、ドライバーの平均飛距離250ヤード。持ち球は高弾道のフェード。
Q:ダフリとトップの原因は?
A:右足体重のままアッパー軌道で打っている
右足体重のままで振るとアッパー軌道で当たりやすくなります。いわゆるすくい打ちで、芯に当てるのは難しく、手前の地面に当たればダフり、当たらなければトップになります。
ラフからうまく打てるのはボールが地面から浮いているからです。ウェッジなのでボールを中に入れて構えますが、ローポイント(軌道の最下点)まで中に移動させていることも原因です。
右足体重で振ると体が早く起き上がりアッパー軌道になる。
軌道の最下点がボール位置につられて右に移動していた。
【狙うのはココです!】
ボールを中に入れても最下点は左足カカト線上。ボールより先のターフを取りたい。
修正ドリルはコレ!
左足カカト線上のティを飛ばす!
正しいローポイントを目がけてヘッドを入れる練習です。ボールを中に入れてもローポイントの位置は変わらないので目印として左足カカト線上にティを深く刺します。左足55~65%くらいの割合で構え、左足加重のままティを飛ばすようにヘッドを入れます。素振りでも効果は十分あります。
ボールを置いて打つ場合は、ボールを見過ぎないようにしてティを狙うことが大事です。右足のカカトを浮かせたまま右手だけで振れば、左サイドの使い方と手首の角度をキープしたままハンドファーストで当てるコツをマスターできます。
ドリル1
(1)左足カカト線上にティを刺しておく。
(2)刺したティ目がけてヘッドを入れる。
ドリル2
(1)右足カカトを浮かせたまま、右手首の角度をキープして振る。
(2)左足を伸ばしながら左のヒップをターンさせる。
【スティックなどを使って手が浮かないようにするドリルも効果あり!】
ドリルの成果!
ミスが減ってピタッと寄ることが増えました!
左足体重を意識するだけでフェースが深く入り、ボールがフェースに乗りスピンの効いた球が打てるようになりました。
指導:小暮博則
(こぐれ・ひろのり)
1971年11月27日生まれ。明治大学ゴルフ部から2004年プロ入会。PGAティーチングプロ。PFGA(パーフェクトゴルフアカデミー)主宰。社会人ゴルフ部コーチも務める。
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