Q:「調子が悪いときの対策が分からずいつも大叩きしてしまいます」

A.スコアを悪くしてしまう原因をしっかりと見極めることが重要です!

自分のプレーを振り返ってどんなミスが致命的だったか、攻め方に無理がなかったなどを見極めよう。スコアを崩してしまうパターンが分かれば、不調の波を小さく抑えられる。

調子がいいときはイケイケゴルフができても、調子が悪いとスコアをどんどん崩してしまう。あるいは好不調の波が激しくて不調のときにどう対応すればいいか分からないというゴルファーが多くいます。

要因としては攻め方や打ち方の技術レベルなど様々ですが、自分のプレーを振り返って何の好不調が激しいのかを見極めることが大事です。

調子がよくないと「うまく当たらない」とか「真っすぐ飛ばない」などと口にしますよね。「いいときは真っすぐ飛ぶけど、今日は曲がったからスコアが悪い」ともよく言うでしょう。

しかし、プロたちは球が曲がってもスコアを作ります。ということは球が曲がることだけが不調の原因とは限らないのです。

アイアンで大ダフリするとスコアになりませんが、トップならそれほどスコアを崩さなくて済みます。ところがピンが近いアプローチでトップが出ると大叩きのピンチです。

つまりミスショットが大きなスコアロスに直結するわけではなく、どこでどのようなミスが出たからスコアを悪くしてまったという自己分析が大事ということです。

自分のプレーを観客視してみよう

あるいは攻め方を間違えていなかったかも見直しましょう。フェアウェイの真ん中しか狙わない。アイアンはピンしか狙わない。ショットが好調ならそれでもOKですが、ショットが安定しないときは絶対にNGです。

しかしリスクを避けてプレーできる人なら多少ショットの調子が悪くてもそれほど影響しません。最初からボギーペースを目標に安全運転のプレーに徹すれば大叩きをしない代わりパーやバーディを取れるチャンスも少ないけれど、どこかでパーを2~3つ取れれば80台を出せます。

誰しも好不調の波があるのは当然ですし、決して悪いことではないと思います。スコアの結果ばかり見ないで、自分のプレーを観客視しつつ、調子のいいとき含めて「波の幅が少ない」プレーを心がけてみてください。




北野正之(きたの・まさゆき)
1966年5月18日生まれ。93年プロ入り。松原ゴルフガーデン(埼玉県草加市)やサザンヤードCC(茨城県水戸市)などで多くのアマチュアをレッスン。


スコア80台でラウンドするためのゴルフ学

VOL.54 マネジメント編

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