夏ゴルフの虫避け対策は万全?アブにくわれてお気に入りのシャツに血のシミ、炎症でひどい目に…!
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が現場で感じたゴルフエッセイ【毒ゴルフ・薬ゴルフ】第79回
虫対策の都市伝説は本当なの?それとも…?
殺虫剤を徹底して散布しているゴルフコースでは害虫被害は出ない、というのは都市伝説なのかもしれません。その手の対策を徹底してやっているはずの有名な夢の国でも、蚊にくわれる被害は後を絶たないのがその証拠です。
さらに面積があるゴルフコースで実行するのは、なかなか難しいでしょう。また、ミツバチなど益虫は保護する必要がありますので、むやみに殺虫剤を使えないという理由もあります。
最近話題になっているものに、“虫除けオニヤンマ”があります。オニヤンマの模型のようなものを頭や背中に付けておくと、オニヤンマは蚊などの虫を捕食するので虫が逃げるという理屈です。効きそうな気がしてきます。この虫除けオニヤンマは、渓流釣りをする人たちが尻尾の縞模様だけでも効き目があると広めたものらしいのですが、専門家が科学的に検証して効果はない、と言っているとか。
対策をしっかりして夏ゴルフを楽しむ
昨年専門家に取材しましたが、そもそも昆虫の目というのは見え方が動物とは大きく違って、最も近いイメージは、熱の分布を可視化したサーモグラフィのような感じだとのこと。虫の目では、オニヤンマの尻尾の模様を判別できないそうです。
冒頭で、ゴルフコースで蚊にくわれると大きく腫れる理由の筆頭に、”気持ちの問題説”を挙げました。ゴルフコースも夢の国ですから色々なファンタジーがあって、科学的には否定されても、思わぬ結果が出ることがあるかもしれません。
とはいえ、しっかりと虫対策をして夏ゴルフを乗り切りましょう。“ムシムシ”が嫌でラウンド回数が落ちる夏こそ、上手に安全に楽しんだ者勝ちにできるのもゴルフの面白さなのです。
篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年生まれ。東京都文京区生まれ。板橋区在住。中一でコースデビュー、以後、競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れる青春を過ごして、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、2000年にメルマガ【Golf Planet】を発行し、ゴルフエッセイストとしてデビュー。試打インプレッションなどでも活躍中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。
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