100切りを目指すレベルのゴルファーに「ラッキー!バーディ狙うぞ」みたいなチャンスホールはなかった!?
一喜一憂することなく、粛々とプレーをすることでチャンスと巡り会える
いい当たりのティショットがフェアウェイをキープすると、「ここはチャンスホールだな。よーし、ピンデッドに行って、バーディを狙うぞ!」などと思っていませんか?
パー3ホールのティショットが結果オーライでグリーンの端にワンオンしたとき、「ラッキー!チャンス到来。このロングパット、ねじ込むぞ!」などと思っていませんか?
100切りを目指すゴルファーの中に、思い通りのフェアウェイキープやワンオンを実現できる人は実はいません。結果そのようになっただけで、ゴルフの神様の気まぐれで“たまたま”そうなったというのが現実です。ですから、100切りレベルのゴルファーにバーディやパーを狙って獲れるようなチャンスホールはないのです。そもそも狙ってパーを獲れる腕前があれば、100切りレベルのわけがありませんよね。
では、チャンスホールはどんなゴルファーに訪れるものなのか。それはショットが良くても悪くても、パットが入っても入らなくても、ラウンド中に一喜一憂することなく常にフラットな気持ちでいることのできるゴルファーにこそ、チャンスホールは訪れます。
球聖ボビー・ジョーンズのように「パーおじさん」と向き合うために粛々とプレーをすることが、チャンスを引き寄せることになるのです。
文・宮川岳也(みやかわ たけや)
ゴルフ雑誌編集記者を経てフリーのゴルフライターに。レッスンやギアはもちろん、ゴルフの歴史などにも精通。また、無類のスイングマニアで、スイング理論が大好き。ここ数年は競技ゴルフに明け暮れ、毎日の練習を自らに課している。
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