ゴルフ 100切り達成の近道は、やはりぴったりフィットのゴルフクラブ探しから
マルチタレント神田美優の100切りチャレンジプロジェクト フィッティング編(2)
パターはトゥ・バランスタイプの「プライム タイン4」
最後はパター。PING FITTING STUDIO 武蔵浦和(埼玉県)には、全てのモデルが揃っていて目移りすること必至、かと思いきや、数発打ってデータをとればプレーヤーのストローク傾向が丸裸に。あとはその傾向にフィットするパターの提案を受け、そのモデルを含めて実際にボールを打ち、フィーリングが合うかチェックすればOKとのことで、流れるように決まっていく。
神田さんのパット傾向はショートすること。
「ロングパットはもちろん、ショートパットも打ちきれないことが多いんです」
パターの場合、長さが合っていないことも多いので、まずはアドレスした状態で適正な長さを計測してみたところ32.25インチ。市販されているパターでは長すぎることがわかった。
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まずは自分に合ったパターの長さを確認、決定する。
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ピンのパター専用アプリ『iPING』の入ったスマホをパターに装着。
長さがわかったところで、好みのパターをセレクト。ピンのパター専用アプリ『iPING』の入ったスマホをパターに装着し、3メートルほどのパット数発打つ。これだけでストロークタイプ、ストロークテンポ、最適なライ角とロフト角がわかってしまう。
その結果が下の写真。ストロークの特徴としてはフェースの開閉がやや大きめのイン・トゥ・イン。ピンではストロークタイプを独自のカラーラベルで表示しているが、それにあてはめると“アークタイプ”の赤ラベルになり、トゥ・バランスのパターが合うことがわかった。
また、テンポで示された2.1の数値はほぼ標準的なもの。テンポはヘッドの重量を決める要素だが、それによるとスタンダードから重めのパターに適性があることが判明。それぞれのデータを拠りどころに、神田さんにフィットしそうなパターが5本ピックアップされた。
ここまできたら、候補に挙がった5本を打ち比べ、重さや打感、打ちやすさなど、全てひっくるめたフィーリングで選ぶのみ。候補が絞られたとはいえ5本もあるので結構迷ったが、アドレス、ストロークともに高い安定感を得られるということで「プライム タイン4」というモデルを選択。ライ角は70度だが、±4度まで調整が可能ということで71度にアジャストした。ちなみにグリップはPP58ミッドサイズのブラック/ブルーで重量は78グラム。これで100切りに臨むクラブが整った。
「プライム タイン4」ってどんなパター?安定感と操作性を両立するコンパクトな角型パター
トップレールが強調されたデザインが方向合わせに威力を発揮。座りのいいヘッドと相まってアドレス時に安心感をもたらす。また、写真だと大ぶりに見えるが現物のヘッドは意外とコンパクト。使ってみると操作性に優れたシャープな角型であることがわかる。浅い溝がしっかりとした打感と打球音を実現して転がりも抜群のツアーで高い人気を誇るパター。
神田美優の感想:100切りゴルファーでも、納得したクラブを使えるのは絶対プラスになる!
「100切りを目指して数ヵ月練習したり、いろいろな人に教えてもらったせいでしょうか、今回のフィッティングではクラブに対する印象が以前と変わりました。例えば『i525アイアン』はこれまで見向きもしなかった。もちろん選択肢にもありませんでしたが、打ってみたら一瞬で変わった。ウッドも9番がすごくやさしくて楽に飛ばせる。信じられないほどびっくりしました。気が早いけど、これで100切りできたら真っ先にオススメするクラブです。
パターについてはまったく考えていなかったけど、全てが今使っているモデルよりはるかに重かった。でも、決して振りづらくないし、逆に適度に重い方が安定したパットを打てることがわかって目からウロコでした。グリップも吸い付くようにフィットしていい感じ。強気で打てそうな気がします。
どのクラブも自分のイメージだけで買い替えていたら、きっと合わないものを平気で手にしていたと思います。100が切れるかはまだわかりませんが、納得したクラブを使えるのは絶対プラスの要素になりますからフィッティングして本当によかったです」
100切り達成に向けて頼もしい“仲間(クラブ)”も決まり、あとは練習あるのみ!ゴルフサプリでは神田美優さんの100切りチャレンジプロジェクトを通じて、今後も100切りゴルファーのタメになる企画を配信していきます。
次はレッスン編、公開をお楽しみに!
【マルチタレント神田美優の100切りチャレンジプロジェクト フィッティング編2/2】
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