ルールをおさらいして秋ゴルフに備える!林の中でボールを探していたらうっかりボールを蹴ってしまった場合
知っていて得するルールの話
わざとボールを動かしたと判断された場合は1打罰
このようにルールが改正されたのは、「ボールを蹴らないように、恐る恐るボールを探している人が多かった」のが主な理由だと思われます。しかも2019年のルール改正により、ボールの捜索時間も5分から3分になったこともあり、「誤ってボールを蹴ってしまってもいいから、ちんたらせずにさっさと探しましょう」ということになったのでしょう。
ただし、これが「故意(わざと)」になると話は変わってきます。ボールを見つけたとき、ライが悪かったのでボールを探す振りをして少し動かしたという場合は、インプレーのボールを動かしたと見なされ「1打罰で元の位置にリプレース」。悪質なルール違反なので、もう少し厳しい罰を与えても良さそうな気もしますが。
故意か故意でないかの判断について
問題は、その行為が故意か故意でないかの判断。以前は、「ズルしたかしてないかわからないけど、とりあえずズルしたとみなそう」というルールでしたが、改訂後は、「ゴルファーたるもの絶対に、故意でボールは蹴ったりしないよね」ということが大前提となっています。
まあ、ゴルフをやっていたらズルをしそうなゴルファーか、そうでないかは自然と分かるものですが、前者のようなゴルファーとはあまりプレーはしたくはありませんよね。
もし自分自身が疑われるのは嫌だったと思ったら、ボールを探しに行くとき、余裕のある人に「一緒に探してくれない?」と頼んで近くにいてもらうのもいいかも。そうすれば疑われることはないですよね。それと、蹴ってしまったあとの“リプレース”を忘れないように。これを怠ると「誤所からのプレー」で2打罰になってしまいます。故意に蹴るより罪が重くなるので注意してください。
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文・真鍋雅彦(まなべ・まさひこ)
1957年、大阪生まれ。日本大学芸術学部卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。
1986年に退社し、フリーライターとしてナンバー、週刊ベースボール、ラグビーマガジン、近代柔道などで執筆。
ゴルフは、1986年からALBAのライターとして制作に関わり、その後、週刊パーゴルフ、週刊ゴルフダイジェストなどでも執筆。現在はゴルフ雑誌、新聞などで記事を執筆するほか、ゴルフ書籍の制作にも携わっている。
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