スタート前の練習グリーンでは、まずボールを2つ同時に打ってスクエアにインパクトできているかを確認しよう
ゴルフサプリ5周年記念「レッスン記事を読んで、キーワードを集めて豪華賞品を当てよう!」企画・LESSON-25
フェースに沿って縦に2つ並べてボールを同時に打つ
やることはシンプルで、2つのボールをいっぺんに打つだけです。
自分から見て、フェースに沿って縦にボールを2つ並べて同時に打ってみてください。2つのボールがほぼ同じスピードで真っすぐ転がれば問題なし。フェースがスクエアな状態でインパクトできています。
同時に同じ方向に打ち出され、同じようなスピードで転がればスクエアにインパクトできている。
トゥ側のボールが先に出て、ヒール側のボールが後から転がると、ボールは2つとも左に転がります。これはトゥ側から先に当たっているということで、ヒッカケています。
逆にヒール側のボールが先に、トゥ側のボールが後から転がる場合はヒール側でヒットしています。インパクトでフェースが開くためボールは2つとも右に転がります。
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トゥ側のボールが先に打ち出される場合はヒッカケ傾向で左に打ちやすい。
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ヒール側のボールが先に打ち出されたらインパクトでフェースが開いている。この場合はトゥヒットほどボールの転がり方に差が出ない。
ヒッカケ傾向なら右め、スライス傾向なら左めを狙う
スタート前は直そうとするのではなく、自分の傾向を知っておくことが大事。ヒッカケ傾向なら狙いを右めに、スライス傾向なら同様に左めに設定するといったように対策を講じられるからです。
何より狙ったところに打てないのが、ストロークのせいかライン読みのせいなのかがわかりやすい。パットのタッチが合わない一番の原因は、どこが悪いのかがわからないから。不確定要素をなくす意味で役に立ちます。ちなみに、ロングパットでこの練習をやると傾向が正しくつかめないので、ワンピン以内の距離限定でやるようにしてください。
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ゴルフサプリ5周年記念「レッスン記事を読んで、キーワードを集めて豪華賞品を当てよう!」
井上靖(いのうえ・やすし)
1971年生まれ。日本プロゴルフ協会会員。アマチュアのレッスンに加えツアープロのコーチ、フィジカル指導など多岐にわたって活躍。14回のハーフ29、パー4でのホールインワンも記録。日本最大級のインドアシミュレーションゴルフ練習場「honobo Golf」(東京都昭島市)でトップコーチを務める。
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