Q:折角のゴルフなのにやる気が起きない。そんなときはどうすれば?
A.「プレーの意味付けを見つけ出して自分のやる気を引き出しましょう!
「つまらない」「どうせ」などと思うとやる気が失せてプレーがなおざりになる。自分なりに「やる気の意味付け」を見つければ楽しさが生まれてプレーに集中しやすい。
先日知り合いの方に講演を頼まれて行ったのですが、ある小学生が「夏休みの宿題をやる気が起きないのですが、どうしたらいいですか?」と質問をしていました。
回答は他にも何名かがいて、その一人が「宿題をやらないで先生に叱られるのもいいんじゃないの」と答えたのです。なるほど面白い意見だなと色々考えさせられたものです。
社会人になって初めて怒られることを経験すると、自分はこの会社に向いていないんじゃないかとネガティブな思考に走りがちだから、小学生のうちから叱られることに慣れていたほうが精神的にそれほどダメージを受けなくなるというわけです。
私も同感で、社会人になってずっとエリート社員でいて一度も怒られることのない人生も無味乾燥だと思います。仕事を与えられてもそんな仕事なんて意味がないと反発したくなることもあるでしょう。しかし、仕事をこなせないままでは会社にいられなくなる。ですから与えられた仕事の意義や意味がどこにあるかを考えるとか、その中に自分なりに楽しい何かを見つけ出すのが賢明ですし、自分の人生だって潤うはずだと私は思います。
闘争心に火をつけるくらいの思考を持とう
話が逸れましたが、ゴルフに当てはめるとベストスコアが76の人がスタートの4ホールで4オーバーとつまずいて、「今日はもうベストスコアが出そうもない」と思うと、もうやる気が起きなくなりますよね。「ここから粘ってベストスコアを出せるように頑張ろう!」と気持ちを奮い立たせればやる気が起きてくるはずです。これが「やる気の意味付け」というわけです。
あるいはここからはドライバーの練習のつもりでプレーしよう、アイアンは全部ピンデッドに狙ってみようなどと決めるのもいいと思います。やる気が起こらないのは「つまらない」とか「どうせ」などと簡単に決めつけて、やる気の意味付けをどこかで否定してしまっているからです。ときには自分自身を叱咤激励することも大切です。
北野正之(きたの・まさゆき)
1966年5月18日生まれ。93年プロ入り。松原ゴルフガーデン(埼玉県草加市)やサザンヤードCC(茨城県水戸市)などで多くのアマチュアをレッスン。







