シングルさんがやっている「1本練習」ってなんだ!?
キャディバッグを練習場に持っていって満遍なくいくつものクラブを打つのはもうやめよう!
キャディバッグごと持って行ってどのクラブも満遍なく打つか、何本かに絞るのが多くのゴルファーの練習のスタイルだろう。その割に成果があまり上がらないとしたら、一度練習の仕方を変えてみよう。
ゴルフ仲間であり、良きライバルという飯山敏弘さんと鈴木貴士さんのお二人は、「1本のクラブで集中的に練習するのが一番効果は高いと思います」と口を揃える。その効果とは!?
GOLF TODAY本誌 No.622/20〜21ページより
構成/三代 崇 写真/圓岡紀夫 協力/千成ゴルフクラブ
アナタの練習法見直してみませんか!?
7番アイアンでゴルフを覚えたから基本を見直したいときに一番役立つクラブです!
飯山敏弘さんは7番アイアン1本主義
「スイングの原点に戻れます」
私はゴルフを始めた頃は1本だけのクラブで練習していました。それが7番アイアンです。他のゴルファーの方々も一緒だと思いますが、7番アイアンはスイング作りにとても役立つクラブだと思います。基本のマスターに効果的ということは、調子がおかしくなったときの基本の再チェックにも絶対に役立ちます。
それにウェッジを除くアイアンの中で使う回数が一番多いのが7番ですから、もっともっと上手くなりたい。使うクラブを5~6本に絞って打つ練習もしますが、シングルになった現在でも7番アイアンだけの練習もよくやります。
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7〜8割の力感で打つからスイングのバランスを整える上でピッタリ!
鈴木貴士さんはSW1本主義
「カラダと腕の一体感がつかめます」
私はロフト角58度のウェッジの1本練習をよくやります。ウェッジは様々な距離を打ち分けたいクラブですからアプローチはもちろん、フルショットの練習もします。100球打つとすれば半分はフルスイングです。
ウェッジは飛ばすクラブではないので7~8割くらいの力感でスイングします。私のキャリーは約80ヤード。カラダと腕の動きのバランスを整えて、出球の方向と距離感を安定させるのが一番の目的です。ウェッジの練習を集中的に行なうことでドライバーは方向が安定しますし、アイアンはタテの距離感が揃いやすくなります。
*飯山敏弘さん、鈴木貴士さんにはボランティアで登場して頂きました。
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