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フォーティーン史上最もやさしい!「NEW PC-3」アイアンを石井良介が試打!

シリーズ【Re:フォーティーン】【PR】

2024/06/01 ゴルフサプリ編集部

普段使っているアイアンよりもプラス15ヤードは飛ぶ

石井良介,NEWPC-3

「距離は間違いなく飛んでいました。ロフトは違いますが僕の7番と比べたら1番手以上、10~15ヤードは飛びました。また、フェースの下側に当たった時の球の上がりやすさは特筆モノで、ラウンドでは、ちょっと悪いライで薄めに当たったボールが浮いてくれて助かった、みたいなことが起こるんじゃないかと思います。ソールは台形構造で刺さる感じがなく抜けがいい。実際、ダフり気味に入った時もスッと抜けてくれました。打球の最高点が安定していて球筋が揃いやすいのもいい。ウォーミングアップなしに打っても球の高さが揃いました。競技志向で常時70、80台を目指していく人にとって、やさしいとはどういうことかを考えた作り方がされていると思います。カッコいいアイアンを使いたいけれど、それだと飛ばなかったり、止まらなかったり、という問題が出てきやすいものですが、そういった見栄の部分とのバランス感覚も悪くない。あらゆる意味でコースでの使い勝手がいいと思いますね」

石井良介

「NEW PC-3」は実打点とスイートスポットを一致させたセンター重心設計。鍛造ボディに余剰重量を生み出すとともに、フェース面上の重心位置をセンターに近づけるために高比重タングステンをトゥ側に配置している。また、今回試打した7番のフェースは新素材の超高強度「エリート・D・スチール」。肉厚はフォーティーン史上最薄の1.75ミリ(※#5〜7まで)となり、高初速、高弾道を実現して、グリーンをとらえるのに必要なボールの落下角度をキープしているという。“抜け感”のよさはTB-5やDJシリーズから受け継ぐリッジソールの効果か。リーディングエッジ側を厚みのある“バンパー”形状にして打ち込んでも刺さらない工夫が施されている。

NEW PC-3

背伸びをしないクラブ選びを考えた時にPC-3は最適なセレクト

石井良介

「今回試打したのはカーボンシャフトで僕にはちょっと軽かったですが、しなやかで挙動が素直。打った時の圧力を感じる強さも持ち合わせています。強いけれど硬くない。ヘッドスピードが遅い人が打っても支えになってくれる強さがあります。トルクが多いかと思いましたが、全然そんなこともなくソリッドに反応してくれました。ヘッドスピードが30m/s台の人はウェルカムです。このクラブを使う人を想定してシャフトの重量バリエーションが用意されているようですが、90~100グラム台のシャフトで使いたいと思う人も多いはず。シャフト次第でヘッドスピード44~45m/sでも全然イケます。僕も重いシャフトで打ちたい欲求に駆られました」

シャフトは45、55、60グラムのカーボン(いずれもワンフレックス)とスチールシャフト(S/93グラム、R/89グラム)をラインナップ。カーボンは振りやすさを追求した軽量オリジナルで順に30~34 m/s 、33~37 m/s 、36~40 m/s が推奨ヘッドスピード。スチールは日本シャフトとの共同開発の一品で、手元から中間部までしなやかにしなり戻る剛性バランスでタイミングがとりやすいという。

NEW PC-3

「適性は広くて、上級者からクラブに助けてほしい人まで十分に使えます。今はやさしいブランドのクラブを選べる一方で、“まだ、そこまで行きたくない”と思っている人も多い。とはいえ、高機能クラブにはそれなりのメリットがあります。ミスがミスにならない安心感や楽さもあって、その相乗効果で他のショットが良化する一面もあります。僕もそうですが、ゴルファーはとかく背伸びをしたクラブ選びをしがち。アンダースペックはよくないと言われ、ついハードスペックを選ぶ傾向があります。背伸びしないクラブ選びを考えた時にはPC-3のようなモデルを選べばいい。そんな指標になるアイアンです。別のモデルと組み合わせるセッティングもありだと思います」

ちなみにフェース素材の「エリート・D・スチール」は5~7番、8~PWには高強度ニッケルクロムモリブデン鋼を採用している。後者は反発性能にマイルドな打感を加えたもの。さらに、前者は反発性能と高弾道に特化させてスコアラインを浅く、後者はスピン性能も加味して深めのスコアラインにするなど、細部までしっかり作り込まれている。

石井良介

石井良介
いしい・りょうすけ。1981年生まれ。『令和の試打職人』として各種メディアに引っ張りだこの人気解説者。PGAティーチングプロA級。You tube「試打ラボしだるTV」が人気。早くからトラックマンを活用したレッスンを開始。高い経験値と分析力で正しいスイング、正しいギアへと導く指導と的確な試打インプレッションに定評がある。

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