みんなできてる? 理想のアドレスは「垂直ジャンプして着地」これで完ペキ!
ゴルフコーチ・兼濱開人がわかりやすくレッスン|初心者だってできる『キレイなドライバースイング』のマスター法! VOL3
ボールの位置は左の鎖骨を目安にするとキレイなアドレスが作れる
ドライバーのアドレスでもう一つ注意して頂きたいのはボールの位置を決める基準です。アイアンはスタンスのほぼ中央にボールをセットしますが、ドライバーの場合はアイアンよりもボールを左に置きます。
アイアンではカラダを真っすぐにして構えられても、ボールの位置が左になると上体が左に傾きやすいのです。
実際、左足体重のアドレスになっている方がとても多く、クラブが縦に上がりすぎてカラダの捻転が不足し、ダウンスイングではクラブを急角度で振り下ろしてしまうことになります。
これは左足を基準にしてボールの位置を決めようとするところにも問題があるとボクは思います。
ドライバーは左足カカト内側の延長線上にボールを置くといいますよね。それよりも少し内側にセットする方もいますが、左足を基準にすると自分の左足を見ながらボールの位置を確認するという余分なルーティンが介入します。
自分の左足を見てボールの位置を決めようとするから上体が左に傾いたアドレスになりやすいのです。
ゴルファーの体型によってスタンスの幅も異なりますから、左足を基準にボールを決めるのは避けたほうがいいと思います。
ボクのレッスンでは「ドライバーもアイアンも左の鎖骨を目安にしましょう」とよく口にします。
鎖骨といっても幅がありますから、アイアンは左の鎖骨の一番ノド寄りで、ドライバーでは左の鎖骨の一番端となります。
左の肩口や左ワキを基準にするのもいいでしょう。これなら上体を真っすぐにキープした体勢でボールをセットでき、キレイなアドレスが作れます。
ジャンプして着地したようなキレイなアドレスで構えればスイングだってキレイになる!
兼濱開人
かねはま・かいと
1990年9月11日生まれ、沖縄県出身。ジュニア時代から各大会で活躍。現在は学芸大ゴルフスタジオ(東京都目黒区)のヘッドコーチとして多くのアマチュアをレッスン。クラブの特性を利用する最大効率のスイングや、整体師としての知識を活かしたカラダにやさしい生涯スイングの指導に定評。
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