テークバックをスムーズにするなら、軽く足踏みしながらクラブを上げてみて!
ゴルフコーチ・兼濱開人がわかりやすくレッスン|初心者だってできる『キレイなドライバースイング』のマスター法! VOL6
右足→左足→右足のタイミングでクラブを動かしだすのがコツ
どうしてワッグルが必要かというと、クラブを小さく動かすことでカラダを「動」の状態にキープし、両手の余分な力を抜いてクラブヘッドを静かに滑らかに始動させやすくするためです。
飛ばそうとして両手に力が入るとテークバックでクラブを勢いよく振り上げてしまい、カラダの捻転が不足してしまいます。
いわばバックスイング全体の動きを整えるためでもあるのです。
そこで、もう一つ必要になるのがフォワードプレスです。反動を利用することでテークバックをスムーズに始動させる手段ですが、軽く足踏みするように重心を両足交互に乗せたり、手元や右ヒザをいったん目標方向に軽く押し込んで元に戻すと同時にテークバックをスタートさせたり人によってやり方は違いますが、リズムを感じながらクラブを上げていくという点では共通です。
プロたちのアドレスをよく観察すると、カラダのどこかを小さく動かし続けていることが分かります。
多く見られるのが軽く足踏みするパターンです。右足→左足→右足と体重を交互に乗せると、動き自体は小さくても歩くときのようなリズムが感じられます。
そして重心が右足に乗っていくタイミングを見計らってテークバックをスタート。両手はクラブを支え持つ感じで重さを感じておく。カカトはあまり浮かせなくてもいいですから、下半身のリズムでスイングを始動する感覚を取り入れてみてください。
カラダ、腕、クラブが一体となって動きやすくなり、キレイなドライバースイングが身につきます。
軽い足踏み感覚を取り入れるとスムーズにテークバックでき、キレイなドライバースイングが実現!
兼濱開人
かねはま・かいと
1990年9月11日生まれ、沖縄県出身。ジュニア時代から各大会で活躍。現在は学芸大ゴルフスタジオ(東京都目黒区)のヘッドコーチとして多くのアマチュアをレッスン。クラブの特性を利用する最大効率のスイングや、整体師としての知識を活かしたカラダにやさしい生涯スイングの指導に定評。
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