フォーティーン「RM-BLADE」打ちやすさと美しさを兼ね備えた近未来ブレードアイアン
シリーズ【Re:フォーティーン】【PR】
とめどなく打てる気持ちいい打感と安定した球質はまさにブレード
「打ってみると明らかに飛んでいますね。強めのアゲンストだった練習場では160ヤード、ほぼ風のないコースでは170ヤード以上飛んでいました。ワクワクするのは、普通はそれくらい飛ぶとスピン量が減ってボールが上がりづらくなるんですが、このアイアンはしっかりスピンが入って適度に球が上がります。なのにアゲンストにも強い」
「ボールの落下アングルがつくので、これなら硬めのグリーンでもボールが止まりますね。繰り返し打っても球質が変わらないところにも好感が持てます。何より気に入ったのは打感。なんとも言えない軟らかさは一体鍛造と素材の妙でしょうね。ボールを弾く感じがなくてつかまるんですが、かといってつかまりすぎるわけじゃない。特にシャンパンゴールド仕上げは、とめどなく打っていられそうなくらい気持ちがいいです。これは僕の気のせいかもしれませんが、ヘッドが小さく見えるせいかマットブラック仕上げはちょっと打感が硬く感じました。でも、出る球は同じです。よく見るとマッスルバックの割にはソール幅がある。気持ちよく振り抜けるのは、適度にバウンスが効いているせいかもしれません」
テスターの言う「つかまりすぎない」は、メーカーの「ボールを包み込むようなイメージ」と重なる。ヘッドはS20Cと呼ばれる軟らかい素材。バックフェース面にはCNC加工を施し、極限まで重量調整して余剰重量を作り出した。これにより設計自由度が上がったため、ヘッドサイズを小さくせず、なおかつマッスルバックとしては厚めのソール幅にすることができた。
「ヘッドが適度に大きく、ネックに軽くグースが入っていることもあってボールがつかまるのでコントロール性も抜群です。重心距離が的確なんでしょうね。操作性がものすごく高くて、めちゃくちゃ打ちやすいです。フェースも大きいからスイートエリアも広め。マッスルバックの見た目よりは打ちやすいと思いますが、適性はやはり上級者から。ローテーションが多いスイングタイプで、ボールをコントロールしたいゴルファーには絶対ハマります。ミスヒットを想定してトゥ側でも打ってみましたが、トゥヒットにも強くて思ったほど曲がりません。ヘッドのトゥ側に厚みを持たせてある効果だと思いますが、よく考えられている。マッスルバックのウィークポイントだった飛距離と、芯を外した時とそうでない時のギャップの大きさを埋めてくれます。スピン量も落ちませんね」
「中級者が使うとしたら、特にアイアンを上手くなりたい人におすすめしたいです。うまく当たるスイングを教えてくれるクラブだと思うので。シャフトは基本的にはスチールが合うと思います。僕は粘りのあるスチールを挿したいと感じました。正直、このクラブが欲しいです(笑)」
テスターが感じたヘッドコントロールのしやすさとミスに対する寛容性の高さは、RMシリーズで高い評価を得ているステップブレードによるところが大。ブレードのヒール側からトウ側にかけて厚みを変化させ、ブレードアイアンながらやさしさとコントロール性を両立する重心設計を実現させた。もちろんこれはアマチュアゴルファーでも打てる理想の重心設計。緻密すぎる製法ゆえ量産が難しいのはメーカーにとって厳しいところだが、あえて世に送り出したところにフォーティーンの気概とプライドの高さを感じる。
試打:高橋良明
たかはし・よしあき 1983年生まれ。東京都出身。2013年プロ入会。ツアーにチャレンジする傍ら、多くのゴルフメディアでクラブの試打を重ねてきたベテランテスター。現在はアマチュアゴルファーの指導に心血を注ぐ。サザンヤードCC所属。
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