ナゾパターの正体は真っ白に塗られたオデッセイ「Ten」パター
ナゾの真っ白パターを持って練習グリーンに現れた石川遼。遠目で見ても、シャフトがフェースよりもかなり後方に挿さっており、話題のトルクフリー(ゼロトルク)パターのように見えなくもない。しかも、ヘッド上部は真っ白に塗られている。ヘッド形状に見覚えはあるが、練習する様子からは確認ができない。事情を知っているかと、現場にいたキャロウェイのツアー担当に話を聞いた。(キャロウェイ)
『あのヘッドの正体は『Ten』(2021)です。石川選手の考えで、ヘッド上部を白く塗って、シャフトをオンセットに挿してあります。トルクフリーではありません。シャフトをオンセットに挿している理由は、手が悪さをする前にインパクトできることです。オートマチックにストロークしやすいTenをヘッドに選んでいることから、パットをより簡単に、打ちやすくしたかったのではないでしょうか』(キャロウェイ)
石川遼のアイディアで作られたパターということで、完全オリジナル。市販の予定はないと言うが、『大きな話題になれば、わかりません』。
「ミンウー・リーが優勝した時に使っていたアイアンです」
石川遼のオリジナルパターの他に、何か変わったものはないかとキャロウェイのツアーバンを訪れてみると、プロトタイプのマッスルバックアイアンを発見した。
『テキサスチルドレンズヒューストンオープンでミンウー・リーが初優勝しましたよね。その時に使っていたのと同じヘッドです』(キャロウェイ)
まだ日本には3、4セットしかないとのことで、石川遼に試してもらうために開幕戦に持ち込んだ。
『現在、石川選手は2919年のAPEX MBのツアーバージョンを使っています。ですから、このAPEX MB プロトタイプも気に入ってもらえるのではないかと思います』(キャロウェイ)
現在、石川遼が使っているAPEX MBとヘッドサイズはほぼ変わらず。違いはフェース下部、バックフェース下方の肉厚が増していること。また、Xフォージドアイアンのように、ソールのリーディングエッジ側とトレーリングエッジ側が同じくらいカッティングされていて、V字形状になっている。
市販の予定はまだなく、石川遼をはじめとしたプロたちのフィードバックをもとに検討されるとのこと。




