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風向きだけを気にすればいいってもんじゃない。今どきのゴルフ場での喫煙ルールとは?

知っていると得するルール&マナー

2024/07/17 ゴルフサプリ編集部 真鍋雅彦

プレー中は吸わない。それぐらいの覚悟は必要かも

このような状況の中で、喫煙ゴルファーはどう対応すればいいのか?
喫煙は、あくまでも嗜好的なもので、良い悪いを論ずるべきものではありません。非喫煙者は往々にして、「まだタバコなんか吸っているの?」という言い方をしますが、これはハラスメントの一つだと思います。

ただ、これだけタバコ嫌いが増えてきた(実際はそんなに多くはないのかもしれませんが、嫌いな人は徹底して嫌うので多く感じます)ことを考えると、周囲への配慮も必要になってくるでしょう。

まずは、マナーを徹底して守る。公園などでは、“敷地内全面禁煙”にしているところが多くなっていますが、ゴルフ場では必ず喫煙場所が設けられているはず。吸いたいと思ったら、必ず喫煙場所に行きましょう。

また、これまで認められていたティーイングエリア周辺での喫煙も、受動喫煙の観点から、できるだけ控えた方がいいでしょう。同じパーティーのゴルファー全員が喫煙者だったり、吸わなくても喫煙に理解がある人だということが分かっていればいいのですが、そうでない限り、ラウンド中の喫煙は控えるべきです。

また、喫煙者の中には、「加熱式なら煙も臭いも控えめなのでいいだろう」と思っている人もいるようですが、受動喫煙の恐れが全くないわけではないようですし、先述したように嫌う人は徹底的に嫌います。煙も見えないし、臭いもしないのに、人が口にくわえているを見ただけで不快な思いをする人もいるようなので気をつけましょう。
喫煙ゴルファーの中には、「一服することによって、気分が落ち着いたり、スイッチが入ったりするんだよな」という人もいるようですが、残念ながらそれが認められないこの時代。タバコに頼らずにリラックスする方法や、やる気が起こる方法を見つけた方がいいかもしれませんね。

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真鍋雅彦

真鍋雅彦
1957年、大阪生まれ。日本大学芸術学部卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。1986年に退社し、フリーライターとしてナンバー、週刊ベースボール、ラグビーマガジン、近代柔道などで執筆。
ゴルフは、1986年からALBAのライターとして制作に関わり、その後、週刊パーゴルフ、週刊ゴルフダイジェストなどでも執筆。現在はゴルフ雑誌、新聞などで記事を執筆するほか、ゴルフ書籍の制作にも携わっている。