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キャロウェイ「OPUS(オーパス)」ウェッジのソールの選び方教えます【石井良介が解説】

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2024/08/16 ゴルフサプリ編集部

まずは「S」ソールのロフト56度を第一候補にしてみよう

ウェッジ選びではロフトのセレクトも悩みの種。バリエーションが多いのは歓迎だが同時に迷う要素にもなる。

石井『ロフトについては56度を試し、上の番手とのギャップを埋めていくのがいいと思います。仮に使っているPWのロフトが46度なら、50、56、60度の3本。ロフトピッチにこだわりたい人は4度ピッチで50、54、58度にするという具合です。ただ、昨今はPWのロフトが44度前後になっているので、そうなると48度が必要になるかもしれません。一般アマチュアの方で飛び系アイアンを使っているなら一番下は56度でいいと思います。フワっと上げるアプローチが好きなら58度でもいいですが、その場合ボールが浮きすぎない52、54度あたりが1本あると便利だと思います』

ちなみにオーパスのロフトは48度から。60度は受注生産となっている。このあたりからもアマチュアがセットアップしやすいロフト構成になっていることがわかる。ウェッジ選びで困っているなら56度で多面展開していないソールをもつSかWを選べば、ほとんどの人はハッピーになるということだ。

  • 「T」ソール/58度

    「T」ソール/58度

  • 「C」ソール/58度

    「C」ソール/58度

石井『アドレス目線で見た場合に4タイプの差異はわかりませんが、持った時に重さがある場所がそれぞれ違い、その重みでフェースが開きやすいかどうかがわかります。アマチュアの方は、まずしっかりソールを見ていただき、どこを地面に当てればいいのか確認していただくといいでしょう。それについてはオーパス自身がアピールしていますから。また、ウェッジに求めるものが漠然としていて、何を使ったらいいのかわからない人はSから入るといいと思います。Sを打ってみて、例えばもうちょっとフワッと上げたければT、もっとフワッとならC、チャックリするならWという感じで選ぶことができます』

  • 「S」ソール/58度

    「S」ソール/58度

  • 「W」ソール/56度

    「W」ソール/56度

素材も構造も違う限定モデル「オーパス・プラチナム」は“コンセプトカー的存在”

  • オーパス・プラチナム「Z」ソール

    オーパス・プラチナム「Z」ソール

  • オーパス・プラチナム「Z」ソール

オーパスには数量限定のオーパス・プラチナムも用意されている。ソールはJAWSウェッジで好評だったZグラインドだが、ヘッド素材・製法を変え、ヘッドの上部にタングステンを配して高重心設計にしている。

石井『オーパス・プラチナム限定のZソールはリーディングエッジ側をガッツリ落として段差を作り、ちょっと上から入れても受けがあって潜らないような作りになっています。面もありながら後ろ側をしっかり落としてあるのでロフトを寝かせても立てても打てる。刺しても刺さらず、寝かしてもダフらないソールと言えます。万能なソールでプロパーにZがないのが惜しいくらい。SやWでは物足りず、TやCはハードという人にハマるでしょう』

プラチナムはオーパスの“コンセプトカー”的な存在。なるほどそれならCALLAWAY SELECTED STORE限定も頷ける。石井の試打でもオートマチックにスピンが入る守備範囲の広いモデルであることが判明。4つのソールのいいところだけをとったオートマチック系の究極とも言えそうだ。

  • オーパス・プラチナム「S」ソール

    オーパス・プラチナム「S」ソール

  • オーパス・プラチナム「S」ソール

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