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意識するだけで変わる! ゴルフクラブが振りやすいと感じる「自分だけのポジション」はヒジの高さにある!?

みんなの胸郭コンディショニング【第13回】

2025/01/16 ゴルフサプリ編集部

みやざわ整骨院院長・ツアーコーチ兼プロトレーナーの宮澤大助氏が提唱する「THPソリューション」。胸椎と骨盤のバランスを整えることでゴルフの上達を促す。今回はスイング軸ならぬ、回旋軸のお話。

GOLF TODAY本誌 No.632/64ページより
写真/相田克己 モデル/宮澤祐助プロ

テークバックとフォローで胸椎の回旋軸を合わせよう!

【ワキ】or【ヒジ】にタオルをセット

タオルをセットして前に通す。タオルの位置の背骨部分を意識してシャドースイングしてみる。「ヒジの高さ」とどちらがスムーズにスイングできるか?
タオルをセットして前に通す。タオルの位置の背骨部分を意識してシャドースイングしてみる。「ヒジの高さ」とどちらがスムーズにスイングできるか?

意識すると気持ちよく振れる

いいスイングを目指して日々練習。いろんな理論や打ち方を試していると「なんか振りやすいな」と感じることがないだろうか。

人にはそれぞれ振りやすい『自分の型』というものがあります。その型にはめられるポジションがわかると、自分の打ち方も極めやすくなります」(宮澤氏)

その型の判明の仕方も「胸椎」が導いてくれるという。

一番下の胸椎はだいたいヒジの高さにあります。ですからまずは背骨のヒジの高さくらいを意識して始めてもらって、ちょっとずつ上にズラしてもらうと軸として一番イメージしやすいところがあります。そこが自分のポジションなのです」(宮澤氏)

タオルやバスタオルを背中からワキに通し、手で引っ張ってテンションをかけたまま、シャドースイングしてみる。ヒジの高さから始めてワキまで。必ず動きやすいところがある。

回旋軸が変わるとあおり打ちになったり、カット打ちになったりする。
回旋軸が変わるとあおり打ちになったり、カット打ちになったりする。

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しかし、例えば軸となる骨がテークバックでは高め、フォロー側では低めとなる人は注意が必要とのこと。

変わる人はスイングが悪いか、胸郭が硬い人です。胸郭のストレッチをぜひやってほしいですね」(宮澤氏)

スイング中に意識する部分(胸椎の回旋軸)がわかるとスイングがとてもしやすくなる。バックスイングでは左手側、フォローでは右手側のタオルを長くして確認してみよう。
スイング中に意識する部分(胸椎の回旋軸)がわかるとスイングがとてもしやすくなる。バックスイングでは左手側、フォローでは右手側のタオルを長くして確認してみよう。

宮澤大助

宮澤大助

治療家・プロコーチ
牧野裕、芹澤大介や女子プロ、野球選手からJリーガー・相撲力士と様々な競技のプロ選手達の治療からトレーニングを指導。

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