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60度ウェッジとロブショット、どっちがカンタン? 最小打数でそのホールを終えたいなら答えはカンタン

もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話

2025/03/20 ゴルフサプリ編集部 もう少しでシングル

ロブショットが打てるシチュエーションとは?

ロブショットはボールを高く上げて、高さでボールを止めるショットです。例えば、以下のようなシチュエーションで必要になります。

・バンカーを越えてすぐにピンが立っている
・グリーンエッジからピンに向かって下っている
・砲台グリーン


ランニングアプローチやピッチエンドランなどが使えず、ピンに寄せるには高いボールを打つしかありません。
このようなシチュエーションに遭遇した時にアマチュアゴルファーがロブショットを成功するのは簡単ではありません。出やすいミスがダフリやトップ、ボールの下をくぐるダルマ落としになるので、ミスショットをした場合にはグリーンに乗せることが難しく、もう一度アプローチすることになります。

唯一成功しやすいと考えられるシチュエーションは、ラフでボールが浮いているケースです。ボールの下にクラブを入れるスペースがありますので、練習量が少ないアマチュアゴルファーでもロブショットが打ちやすく、成功する可能性は高いです。特に、バンカーショットの得意な方であれば、ロブショットとバンカーショットは共通していることも多いのでより成功確率が高くなります。

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でも、実際にラウンドしていると、ロブショットを打ちたいシチュエーションで、ボールが浮いていることはそれほど多くはありません。難しいシチュエーションからダメモトでロブショットを打つなら、ロフト角の大きいウェッジを使った方が少なくともグリーンオンさせる可能性を高めることができます。

60度以上のロフト角の大きいウェッジは普通に打ってもボールを高く上げることができます。ピンに寄せることはできなくても、グリーンオンさせて2パットでホールアウトできるはずです。そもそもロブショットを打たないといけないようなシチュエーションにボールが飛んでしまったのですから、無理にロブショットを打って大叩きをしてしまう可能性を高めるよりは、最小打数でそのホールを終えることを優先した方が最終的なスコアはまとめやすくなると思います。

どうしてもロブショットが打ちたいと思うなら、ゴルフ練習場に行く際は毎回練習し、ラウンド前後にアプローチ練習場でどのようなシチュエーションなら打てるかを確認してください。事前準備なくダメモトでロブショットを打っていてもなかなか成功確率を上げることはできないですよ。

それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。

プロフィール

もう少しでシングル(ペンネーム)
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGA/USGAハンディキャップは7.5。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営。

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