1. TOP メニュー
  2. ゴルフギアにお悩み
  3. 「Qi4D」と「クアンタム」のフェアウェイウッドは新たな名器になる? 2026年最新モデル比較

「Qi4D」と「クアンタム」のフェアウェイウッドは新たな名器になる? 2026年最新モデル比較

ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第229回

2026/02/13 ゴルフサプリ編集部 T島

この時期はドライバーの話題が中心だが、本当に注目すべきはフェアウェイウッドかもしれない。フェアウェイウッドの進化スピードはドライバーよりも緩やかだからこそ、名器は長く使われ、定番として残る。さて、テーラーメイド「Qi4D」、そしてキャロウェイ「QUANTUM(クアンタム) MAX」はどうか? ゴルフギアライター・T島氏と大蔵ゴルフスタジオののフィッター・野倉氏が語る“育てるクラブ”としてのフェアウェイウッドの真価について語り合います。

進化のスピードと“名器”の条件

野倉 T島さん、ゴルファーの間ではドライバーの話題で持ちきりですが、そのほかのクラブ、例えばフェアウェイウッドはどうでしたか?
T島 フェアウェイウッドやユーティリティは、やはり進化のスピードがゆっくりですから、劇的な変化を感じにくいと思います。
野倉 変化のスピードですか。1W>FW>UT>アイアン>ウェッジ>パターという順で差があるイメージですね。ツアープロも最新モデルに移行するスピードが遅いですよね?
T島 はい、私も同じイメージです。地面から打つクラブは傾斜や芝の状態など条件が複雑に変わります。状況に応じた経験値が重要なので、ツアープロも長く使う選手が多いですね。
野倉 進化のスピードがゆっくりということは、あまり進化していないということですか?
T島 進化していないというと語弊があります。ドライバーのように「劇的に飛ぶ」「劇的に曲がらない」という基準ではないのです。進化というよりも、バランスが非常に良いと“名器の予感”という評価になります。
野倉 大蔵ゴルフスタジオのYouTubeで前年売れたベスト3を紹介していますが、フェアウェイウッドは同じモデルが入り続けることも珍しくありません。
T島 ロッディオのフェアウェイウッドは9年間ランキング入りしていましたよね。一番飛ぶからではなく、飛距離性能、上がりやすさ、寛容性などのバランスが秀逸だったからでしょう。
野倉 流行りというより定番ですね。
T島 定番=名器と言っていいと思います。ただ大手メーカーは短いサイクルでモデルチェンジしてしまう。それはもったいないと言いたいですね。

キャロウェイ「QUANTUM フェアウェイウッド」4モデル打ち比べ! 「MAX」「MAX D」「MAX FAST」「♦♦♦」の違いを石井良介が解説

キャロウェイの新しいフラッグシップ「QUANTUM(クアンタム)シリーズ」がいよいよ2月6日に発売される。令和の試打職人・石井...

あわせて読みたい

「Qi4D」と「クアンタム MAX」は“育てる価値”があるか

野倉 テーラーメイド「Qi4D」のフェアウェイウッドはどうですか?
T島 定番でずっと打ってほしいモデルです。「Qi10」も良かったですが「Qi4D」も非常にバランスが良いです。それから「Qi4D TOUR」はかなり扱いやすくなりました。「Qi4D MAX」はヘッドが大きめで、私は少し苦手でしたが評判は良いですね。
野倉 「クアンタム」のフェアウェイウッドはどうですか?
T島 これは本当に良かったです。特に「クアンタム MAX」は構えやすくて、ボールも上がりやすい。素直な弾道が出ます。「クアンタム トリプルダイヤモンド」はスピンコントロールがしやすい印象です。「Qi4D TOUR」も同様に操作性が高いですね。
野倉 “ツアーモデル=低スピン専用”というわけではないのですね。

T島 そうですね。特に「クアンタム MAX」は低スピン感があり、名器になる可能性を感じました。「クアンタム MAX D」はヘッドサイズが最も大きく、つかまりも良いです。
野倉 「クアンタム」は純正シャフトも充実していますよね。
T島 純正シャフト(ATHLEMAX)は扱いやすかったですね。ただ残念なお知らせがあります。「クアンタム」になってフェアウェイウッドのスリーブが変更されました。(ドライバーは互換性ありです)
野倉 シャフトは、前モデルのままでは使えないということですね。
T島 そうなんですよ。できれば変えないでほしかったです。
野倉 「クアンタム」は、ロフトバリエーションが豊富ですね。#3、#3HL、#5、#7、#HEAVEN、#9、#11まであります。
T島 #7は21度・42インチ・135ccですが、#HEAVENは20度・42.75インチ・153ccとかなり違います。3HLとHEAVENの組み合わせは面白いと思います。
野倉 ヘッドサイズは「クアンタム」のほうが小さいですね。
T島 そうです。全番手で小さめです。フェアウェイウッドは大きければ良いとは限りません。ラフでは抵抗も増えますから。
野倉 つまり「Qi4D」と「クアンタム MAX」は名器候補?
T島 その可能性はあると思います。ただフェアウェイウッドは育てるクラブですから、シャフト選びが鍵になりますね。というわけで、ドライバーも良いですが、フェアウェイウッドもかなり良い仕上がりです。ぜひご検討ください。

キャロウェイ「QUANTUM ユーティリティ」2モデルを石井良介が打ち比べ! やさしさで選ぶなら「MAX FAST」、アイアン好きは「MAX」で決まり

令和の試打職人・石井良介がお届けするキャロウェイ「QUANTUM」試打企画第3弾は「ユーティリティ編」。「QUANTUM MAX ユーテ...

あわせて読みたい

キャロウェイ「QUANTUMアイアン」を石井良介が打ち比べ!やさしいだけじゃない。“狙える飛び系”という新基準

キャロウェイ「QUANTUM」最速試打シリーズ第4弾は「アイアン編」。2月13日に発売される「QUANTUM MAXアイアン」と「QUANTUM M...

あわせて読みたい

キャロウェイ「QUANTUM MAX」とテーラーメイド「Qi4D」どっちが飛ぶ!? 野村タケオがコースで比べた!

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。2026年もゴルフ業界は年明け早々から熱いですね。今年も...

あわせて読みたい

T島氏のプロフィール
ゴルフ関連のライター、動画撮影編集、ブロガー、フォトグラファー、YouTuber的な(笑)、いろいろやってます。ゴルフ、クルマ、カメラ、音楽、映画、ガジェット、が好きです。以前は、店舗の運営、出店、立て直しを25年やってましたが、何故かこんな仕事をしています。

上記動画はT島氏が特派員ブログを勤めている東京都世田谷にあります大蔵ゴルフスタジオの説明。大蔵ゴルフスタジオ世田谷のクラブフィッティングの流れを説明しています。

取材協力/大蔵ゴルフスタジオ世田谷
住所:〒156-0053 東京都世田谷区桜3-24-1 オークラランドゴルフ練習場内
営業時間:11:00〜19:00
定休日:毎週月曜日
TEL:03-6413-9272
https://www.ogs-p.jp/



ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情

第228回(前回)へ

シリーズ一覧へ